色にもいろいろ・・・・
あきる野市の、武蔵五日市・・・・。
都心からそんなに離れていないのに、東京都なのに・・・。
ここ何年か、夏に合宿をお願いしていてお子様達は経験済みなのに、
お願いする私が「どんな所?」かを知らなかった。
色々な事情で・・・。 遠慮もあり(男子のみ?!)、一番は信頼して
お任せできる先生の所だったからであるが。
さて、昨日はとても良いお天気であった。
荻窪から拝島まで、 拝島から武蔵五日市までその日は約1時間ちょっとで着いた。
間に、あの秋川渓谷の「秋川」駅もあり、 武蔵五日市駅の改札を出ると、
全然「東京都」とは思えなかった。
迎えに来ていただいた先生の車から見る、深沢の景色、所々に咲く梅の木々のピンク色が、
先生いわく、ピンク色が全部が違うので、総称ピンク・・・だが、 一つひとつの色の名前を
色番号でなしに考えて見たい…、今後の研究にしたい・・・と。 万葉集にあるような色の・・・。
萌黄色とか・・・と。
200年以上も経つ家の前には、沢山の野草が育てられていた。
木の板にその植物の名前が書かれていたが、多くは知らない名の野草だった。
すぐ下を澄んだ川が流れていた。 夏にはホタルが来る・・・そうだ。
夏の合宿で、男の子達が1日中でもその川で遊ぶ・・・。 はしゃぐ彼らの姿が目に浮かぶようだ。
通りすがりに、自転車で野草を探して日本中を巡っていらっしゃる・・・という方々が、
「ちょっと見せて・・・」と立ち止まれて、先生と「これはもっとこんな場所に植えられた方が・・・」の
ような初めてお会いする方々なのに、旧知の友のように花だけの話で夢中になられ、談笑なさる
のを、 「良いな!」と思った。
”節分草”が沢山咲いていた。 もう盛りを過ぎたそうだが、とても珍しく、かなりの皆さまが
観にいらっしゃったそうだ。
木の花も、花も、野草の花の色も、おっしゃるように、本当に微妙に違う。
都内在住のご家庭では、ペーパー上で、幼いお子様方に「常識」の問題を学ばせていらっしゃる
と思う。
「この中で春に咲く花に赤の○をつけましょう」
「この中で秋に咲く花に青の○をつけましょう」 etc.
一般的常識・・・・。
でも、咲いている場所によっては少しずつ時期も違い・・・で。
先生が、「毎週来てください」 とおっしゃった。
余りに、何も本当には分かっていない!? とお思いになられたからに違いない。
知識は、浅いと・・・で。 反省する思いだが、東京のど真ん中で育ち、過ごし・・・だと。
でも、昨日のことで野草にとても興味が湧いた。
きっと、お子様達もそうだと思う。 学ぶ・・・。 実体験から、興味を持ったところから・・・が
やはり一番力が付くのかも・・・しれない。
4月に桜が咲く頃、丁度見頃の頃、お知らせくださるそうなので、楽しみにしている。
S. Y