何を一番面白がるかを見つける
いえ、立派な教材です!
数量の問題も、図形の問題等々、この春休みで履修なさっていらっしゃる
5歳児の問題はかなりの量があり、かなり難易が高いものだ。
3月も下旬になり、年少さんが年中さんになり、年中さんが 年長さんになる。
月日の経過で、自動的!?に学年が上がるが、でもお子様お一人おひとりと
彼らの成長にかなり密着した関わり方?での感想だが、月日の経過は勿論
自動的などではなく、 1週間の1度の出会いのお子様にでも、確かに・・・成長
なさっていらっしゃると…感じることが多い。
其れは、ご家庭のご教育かもしれない、保育園かも、幼稚園かも?
でも、1週間に1、2度、小学校受験を志向なさるご家庭の子女をお預かり
している中で、彼らと共に過ごす時間も、決してそのご成長に無駄であったとは
思わない。 多分、ご家庭も、保育園や幼稚園も、私も・・・、関わった皆の
総合的な結果だと思う。
ペーパーの問題の一例を見ると、びっくりするような問題が解けるように
なっている・・・。 早期教育だとか、知育偏重だとか・・・(今、その永遠の
教育問題の論争を提議しているわけではない)。
彼らにそのような課題を提供する時、やはり、全員が同じ・・・にはできない
ので、そこで、「何を一番今・・・」と、善く一人ひとりと向き合うことがとても
大事ではないかと…思う。
5歳でも、何だか分からないが、難しい問題を解くことを楽しみ、「もっと!」と
おっしゃるお子様もいらっしゃる。
反対に、これだけは・・・と、思って頑張らせようと思っても、頑として
受け付けないお子様もいらっしゃる。
どちらのお子様が・・・の優劣等を付ける不遜はない。
但し、上記の例でも、それぞれのお子様が、それぞれにご成長なさる
機会や、問題の出し方があるような気がする。
金子みすゞさんの詩ではないが、
「みんなちがって、みんないい」のだけれど、
でも、周りがそれを理解してあげないと・・・。
幼い彼等、 秋に向かって皆が頑張っている。
でも、そんな彼らも、自分が手に余るようなことをするように要求された
時、結構抵抗するので、
そんな彼らと向き合う時、
「何だったら、興味を持ってやってくれるのだろうか?」
「学習する意欲を湧かせるのにはどうしたら・・・?と
悩んだり、考えることしきりだ。
目な時は、 後ろに見える跳び箱で・・・、積木で…、そして制作も! 色画用紙と紙テープで作っ
た帽子です。
でも、そんな日々の中で、 冒頭にも述べたが、
それぞれのお子様が確実にご成長なさっていらっしゃると感じる。
春の訪れで、進級なさる。
学年が上がると、皆、1週間前までは、年中さんのご様子でも、
「一番上のクラス」になった感じにお子様達がお成りになるので不思議だ。
S. Y.