実際の試験で・・・



 1)「分からないことや、知らないこと」を尋ねられたら、お子様はどのような


   態度を取ると思いますか?


 2)「あっ! 間違えた!」と気付いた時、お子様はどんな態度を


   取ると思いますか


 

 ◆ 1)の場合で・・・。


 ①黙ってしまう



 ②首を横にかしげて、困ったような様子を見せる



 ③テスターの顔を見て、洋服の両端を掴みながら、もじもじしている



 ④どんなふうに答えると「○」になるか?と考えている様子で、目がうろうろする


 ⑤余り考えている様子もなく、簡単に「分からない」 と言ってしまう



 ⑥「分からないので教えて下さい」と言う



 ⑦「できないと怒られる」…のような感じで今にも泣きそうな様子を見せる



 ⑧こんな質問をして「いやだな」という顔を見せる



 ⑨「間違っているかも?」 と思いながらも答える



 ⑩堂々と、正解、不正解に関係なく、自分の意見を言う



 1年近く、受験準備をなさったお子様達だが、多分だが、上記の中の一つ又は、複数のことに


該当なさるのでは?と思います。


 慶應クラスや慶應・早稲田・青山学院・学習院・成蹊・桐朋学園・桐朋・立教等受験ノンペーパー


対策クラスの授業もあと数回を残すのみとなった。


 今までの集大成として、色々な観点からの絵画や制作の領域の出題を見越して復習している。


ノンペーパークラスの復習日を今月から希望者には無料で提供しているが、


さすがに、1年近く学んだお子様達の力は凄く、2時間位の間に、15位の課題、


それぞれ違った出題に対応できるお子様が多い。


 就学前のお子様方の知力や学力は、 良い形で学ぶ機会を提供すれば、


優秀な能力を備えることができることが実証されている。


 小学校入試は、時に「運」や学校との「ご縁」もあるので、 優秀=合格になる


とは限らないが、 一旦身に付けることができた学習への姿勢は、今後の学校生活


を円滑に過ごすための底力になるだろうし、「学ぶ」ことをより楽しく感じ、それぞれのお子様の


学力向上へと繋がるに違いない・・・・と感じている。



 あと少しで、小学校入試が始まるが、(すでに事前面接が始まっている)


やはり、幼いお子様だけに、 全てに十分に準備できたか!? と言われれば、


それは 「まだまだ」・・・とも言えるし、 始めから「完璧」になることの必要性もなかったし・・・、


とも言えるし。



 この時期にきて、やはり思うのは、 「子供らしく」、「自分らしく」あって欲しいと思う。


 どうしても、受験準備現場で過ごすうちに、ご家庭も、ご本人も「間違う」ことに


とても敏感になっていらっしゃる様子がある。



 確かに、指導者側も、ご父兄も、お子様に対して、 「正解」を求めることは否めないが、


しかし、誰でも「完璧」になることは難しいので、 


大事なのは、 知らないことや分からないことがあった時に「どうするか?」や、


体操や指示行動等で、指示されたことと違うことをしてしまったことに気付いた時に


「間違い」をどう訂正できるか? ・・・・・が、



合否を決めるやもしれない大事なことである。


この事について、ある有名小学校の入試で現役の試験官をなさる先生が


「分からないのに、分かった振りをしてやってしまうお子様が例年多い」・・・。


とコメントしていらっしゃった。


 5、6歳児への試験なのでなるべく分かるように学校側も説明して試験を実施なさっていらっしゃる


とのことではあったが、このことは、受験する側にとって示唆されることが多いにあると思う。



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タンポポ会幼児教育研究所