明治神宮での お宮詣り
外孫が生まれて、早いもので、「お宮詣り」の時期が来た。
逆子になってしまったので予定日よりも早く、帝王切開での「計画的な出産日」で生まれた。
最初の1、2週間は、なんだかおとなしく、余り泣かないのを、
「まだ、生まれてないはずなので・・・」とか、
「本人がまだ、スタンバイできていなかったのかも・・・」の様な看護師さんのコメントに、
「ふーん、そんなものかな?」と 納得しながらも、ちょっぴり心配だったりして・・・。
お宮参りの前に出産した広尾の日本赤十字医療センターに1ヶ月検診に行ったら、
①外にデビュー よし
②一緒にお風呂に入って よし
③体重も順調でこのまま頑張れば よし
と先生からのお墨付きをいただき、 新米ママの娘も、晴れて、お宮参りをうれしく迎える
気分になれたようだ。
さて、「お宮参り」 、娘側の父や母の出る幕では通常はない?
らしいが、 明治神宮で、祈願してもらうために両家のじじばばが一緒に参拝した。
因みに、初宮詣は、1万円で祈願神符・撤下神饌とともに明治神宮特製お喰い初め膳を
いただける。紅白の蝶結びののし袋に表書きで「初穂料」と赤ちゃんの「姓名」を書き、
待っていると、社殿での「祈願」をしていただけます。(七五三のお祝い、他の何か?の
お祝いの方々とはご一緒ではありましたが)
儀式が始まったすぐに、我が孫は、おっぱいを要求し、大きな声で泣いた。
娘と私は、粛々と儀式を受ける方々の列の後方に下がり、「泣き止ませる」ために、おっぱいを
あげる娘に付き合った。
途中の大太鼓の強烈な音に反応し、手をびくつかせる様子も、ご一緒に儀式を受けていらっしゃる
他の方々への配慮などで、正直、余り、儀式のその様子を見ていなかった!?かも。
終わった後に、予約していた明治記念館で祝いの膳を囲み、レストラン側がご用意
下さっていた小さなベビーベッドに寝かせた時、皆がやっと、落ち着けた気分だった。
明治神宮は、折しも、 七五三が近く、かわいらしいお祝着を着られたお子様と、笑顔溢れる
お若いご両親さまで一杯だった。
これから始まる、いろいろな日本のしきたりを、繋げていくかどうかは、両親の
考え方だが、その日に出くわした光景は、皆が子供の幸せを願い、ご祈願をお願いする
大勢の若いご両親で溢れていた。
僭越ですが、、たまたまご一緒に居合わせたお子様方のお幸せをお祈りいたします。
S .Y.