気が焦る・・・、



 夏休みも中盤になり、受験期のお子様をお持ちの親ごさんにとっては、後何日・・・と、


気ばかり焦ってしまわれる日々をお過ごしかもしれません。


 教室に  「○○クラスは、9月、10月の8回」・・・と、掲示したお知らせを


改めてご覧になって、「えっー!」と、お声がご父兄から上がって・・・。


 勿論、皆さん、分かっていらっしゃるのだけれど・・・、 実感としてあるような、ないような・・・。


 しかし、こんな時期にさしかかってきたからこそ、心を落ち着け、計画をきちんと立て、


信念を持って遂行することが大事だと思う。


 ここまで来て、今更、「うちの子受験に向いてないかもしれない・・・」等と、言ってみても


も始まらない。



 「人生須有痕」(人生須らく痕あるべし)


ーー船出をして海を走る船の後に泡が立っていく波の後、船の航路が各々の船によって


大きかったり、小さかったりいろいろに違ってきます。 人生もまた、人それぞれの努力の


後が残るものだーーと。


福澤先生が作られた漢詩ですが、 慶應義塾大学の前塾長の安西塾長が、


ある年の卒業式の式辞で引用された一節です。



 ご両親様が、人の噂や、その時々の試験の結果に左右されていると、お子様が親を信用


できなくなり、訳も分からず不安になり、落ち着きを失ってしまいます。


 9月からの入試日までの大きな流れと週間ごとの小目標の計画表を作り、それに従ってお過ご


しになってみてはいかがでしょうか。


 受験に向かって過ごす残りの日々は、ご両親様それぞれの人生に、そしてなによりも


大事なかけがえのないお子様の人生の後を残す大きな出来事です。


 今、一度、良く、いろいろなことをお考えになり、親として≪悔いのない≫時間として


お過ごしになられますように、願って止みません。



 どうぞ、太く、しっかりとした跡を残し、その後の人生につながって行くようにしてください。


 さて、今朝は夏休み2日目。


 お母様のお仕事の御都合で、8時台に教室にいらっしゃるお子様が、一人ではない。


 皆が、それぞれの人生の中で、がんばっている。



 少人数制指導・1対1の個別指導でお子様をが合格させる

 タンポポ会幼児教育研究所