イギリスで出産したこと、昨日のようですが・・・。
キャサリン妃が、男子をご出産された。
英国民の皆さまの歓喜の様子を朝のニュースで見た。
英国に駐在の時に、赤ちゃんができ、出産も英国で・・・というケースも、日本人の女性の中で、
多分、かなり、いらっしゃるのではないだろうか。
その昔ではありますが、私も、その一人。
私も、7月の、英国にしては、とても良いお天気が続いた7月の中旬が予定日であった。
初めての出産を、外国の地で・・・の不安を少しでも和らげるために・・・で、キャサリン妃の
ように、1泊100万円近くとはいかないが、 それでも、大使館員や、商社員等の夫を持つ、
妻たちは、多分、会社の配慮により、今思えば、それなりの病院で、出産できたのではない
だろうか。
ダイアナ妃もすぐに、病院を出られたようだが、私の時も、日本人の出産後の常識通念とは
違って、ほとんどの同じ日に産んで、友達になった英国人が、、2日もしたら、病院を出て行かれ
たように記憶している。
どうしてだか、その時は、余り考えず、只、外国の人と、日本人は体力が違うのだなあーーーと
感心したものだったが。
自分の経験では、2日では、残念ながら、どんなに頑張っても、彼らのように、スタスタ歩くことが
できなかった・・・と思う。
それにもまして、驚いたのが、出産した皆のそれぞれの部屋に(個室だったが)、
「セットをいつするか」、「マニュキュア」はどうするか?と、美容師が、注文?を受けに
来たことだった!
ダイアナ妃も、ウィリアム王子を抱かれた退院時の映像では、「ダイアナカット」の、きちんと
セットされたヘヤースタイルで、カメラの前に立っている。
私の時も、同じ日に出産してお友達になった英国人は、たったの2日前、大事業?を成し遂げた
ような様子はさらさらなく、ヘヤーをセットし、ネイルをしてもらい、素敵な洋服に着替えて、
お迎えのロールスロイスに颯爽と乗って帰って行った。
英国のアッパークラスの人々の生活とほんの少し、同じ経験をしたようだが、
実際には、全くの違いに、びっくりしたそのエピソードは、忘れようがない!!!
全世界で生まれる赤ちゃん、生まれた時に違いはないのだが、生まれた場所によって、
その後の人生が・・・。
皆が幸せになると良いのだが・・・・
S. Y.