図形の推理 見えないところを見ることができるには?
図形の領域と、数量の領域が入っている問題として、かなり推理力が必要な下記の問題、
◆「それぞれの形を作る時、 棒(/)は何本必要でしょうか。 ●はいくつ必要でしょう
か。 必要な数だけ、右の四角の中に×で書いてください。」
ほとんどのお子様が、「見えた分」だけの数を書いている。
三角錐の形の一番上の問題を例にとると:
① 「/」 ×××××
② 「●」 ××××
*①不正解→×が1つ足りない、 ②は正解 → ②の正解の場合も、分かっていての正解では
なくて、 「見たまま」で、お答えが正解になるからの可能性が強い。なぜならば、
2番目の問題の サイコロ状の立方体になると:
① 「/」 ××××× ××××
② 「●」 ××××× ××
*①不正解→×が3つ足りない ②不正解→×が1つ足りない
3番目の問題の 5角柱になってくると:
① 「/」 ××××× ××××× ×××××
② 「●」 ××××× ×××××
*①不正解→×が5つ足りない ②不正解→×が2つ足りない
となり、 「見えてない部分」を考えないお答であると、角の数が多くなってくると、
「正答」と、かなり、数が違ってくる。
こういった問題では、 実際に形を作ってみるしかない。
粘土で、●を作り、 竹ひご(/線)を使って、実際の立方体を作らせて考えて
もらった。
角と、辺の関係、 平面では・・・、立方体になった時には…等、
色々な方向から質問してみて、正解が導きだせるようであったら、
理解できた! ことになると思う。
ご家庭でも、粘土と、竹ひごを使って、色々な形を実際に作って、考えさせて欲しい。
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タンポポ会幼児教育研究所