年長さんになる前に・・・
つい最近、海外に長く住んでいらっしゃった年中の年齢のお子様が体験にいらっしゃり、ご入会を
いただいた。
まだ、帰国してから日も浅く、受験のために教室通ぃをなさっていらっしゃらないお子様の授業での
ご様子は、初めてする、先生との絵や制作や、その時に交わしていたやりとりが、とても生き生きとし、
楽しそうであった。
年長さんになると、1年間の学習カリキュラムが決まっていて、そのスケジュールの通りに
進んでいくのだが、 そのカリキュラムに沿ってお子様がきちんと学習内容を習得できるように
する前の準備として、 年中さんも、もうそろそろ準備をなさった方が良いと思う。
11月に入ると、「合格」に向けての学習が一気に進んでいく。
全ての領域が、基礎から始まるので、既に 年中さんでも早くから受験準備を初めたお子様には、
それぞれの単元の最初の週は、既に履修した内容が出てくるかもしれない。
しかし、 次の11月までに、それぞれの分野を週で割り振ってみると、 夏休みの特別期間を
除くと、 42週から46週しかない。 一つの単元を学習するのに、4回位しか教室で学習する
時間がない。 小学校入試の出題は、広範囲にわたり、 夏休みには難易の高い問題を
履修することを考えると、 毎回毎回の授業が、もう一度、同じ内容では進んでいかないので、
家庭での復習を含め、 とても大変な量を学習しなければならないことになる。
11月に入る前に、 1年間の大まかな学習計画を立てて、進めていくことが、無駄な時間(年長さんに
なると無駄な時間を使う余裕がない)を使うことを極力避けられる方法の一つだと思う。
さて、今年は、慶應義塾横浜初等部が1年目を迎えた。 昨年の受験では、やはり、天下の慶應と
いうことで、トップに近い応募者を集めての華々しい開校であった。
昨年は、立教女学院が長い間の 4日、5日の試験日を、女子校の激戦日の1日に変更なさった
ことは、大変びっくりしたことだ。 東洋英和も、試験日を変更した。
11月の年長クラスが始まる前までに、どんなことをやっておいた方が良いか・・・を
次回で。
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