分類:仲間あつめ・仲間分け
昨日の、慶應義塾幼稚舎・慶應横浜・早稲田・学習院・青山学院・成蹊・立教・桐朋学園・桐朋
等受験ノンペーパークラス領域対策クラスの一部内容から。
青山学院初等部入試分析をしたなかで、「仲間分け」「仲間あつめ」が
毎年出題されているので、授業の中の課題として
具体物(絵カード)を何枚かがバラバラに置いて、
◆「ここにあるカードを仲間で集めると、どのような仲間に分けられますか」と質問をする。
◆「できました!」・・・・。 どんな分け方をしたのかを見て(&聞いて)、
「別の分け方をしてください」・・・・「別の仲間で集めてください」と、次の観点を見つけるよう
指示します。
どこの学校でも「仲間集め」「仲間分け」は、良く出題される課題だ。
今日、授業で取り上げた「青山学院初等科」の問題は、「観点をかえて仲間分け」ができる
かが、ポイントだ。 その場合、具体物(本物の果物や、野菜等)又は、おもちゃの果物等を使用
したりするが、 今日の授業のようにカードを使って・・・は、多くの学校で見られる最も典型的な
出題方法かもしれない。
ただ、カードで仲間に分けられたとしても、
「どうしてそのように分けたのですか?」と聞かれた時に、きちんとその理由を説明できな
ければ、理解している…とはみなされない。
分類するには、分類観点を明確にし、それを言語化できるようにしなければならない。
仲間あつめ、 仲間分けの場合、
①何の仲間かを大きく分類する 生き物とそうでないものetc.
②生き物の仲間 → 動物、生物、植物etc.
③動物の仲間 → 鳥、虫、魚 etc
④食べ物、文具の仲間etc.
⑤形状
⑥色
⑦見え方(動き方)
⑧使い方(遊び方etc.)
⑨動かし方(人力・動力)
⑩季節
ざっと分けても、集めても、 これ位は分類観点として考えられる。
お子様は、もっと細かいところに目がいくことが多いが、まずは、上記の分類方法で
説明できないか? と考えてから、 その分類方法がなくなってから、 されに、下位の
分け方を・・・・考えていく習慣を付けるとよい。
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タンポポ会幼児教育研究所