幼稚園入試・小学校入試におけるしつけをお願いしたい人は?
「子供のしつけをお願いしたい有名人」のアンケートの1位は、尾木ママだそうである。
小学校受験準備の現場からいえば、それは、勿論、お子様のお父様、お母様である。
日本教育文化研究所の「子供に対するしつけ・道徳教育に関する調査」の結果で、
家庭で身に付けさせたいことのトップは「日常のあいさつ」であった。
そうか・・・やはり。
「幼稚園・学校といった教育機関の道徳教育で身に付けさせてほしいこと」の項目でも、
3番目に「日常のあいさつ」が入っている。
受験準備教室ではどうか? というと、教室側からすると、「日常のあいさつ」は、
何事においても大事なので、 当然、お子様に常日頃から伝えているトップ項目かもしれない。
しかし、この「日常のあいさつ」は、やはり、ご家庭の範疇ではないであろうか。
特に年齢が低いほど、 ご家庭のかかわりが多いので、しつけを重視しての生活を
過ごされていらっしゃる度合いで、随分とお子様のご様子が違うような気がする。
教室にいらしたとき、お母様に促されて「挨拶」をなさるお子様も少なくない。
又、終了時にも、「さようなら」との一言を、自発的に、体に身に付けていらっしゃって、
退出なさることができるお子様も、さほど多くはない。 大抵は、お母様に
「きちんとご挨拶を」とうながされて、 仕方なく? していく…という風が見られることが
時にしてある。
家庭は他者(自分以外の人)とのコミュニケーションをとるための場所としても、
又、祖父母や、父母や、目上の人への尊敬や感謝を表す事を学ぶことができる良い
環境である。
朝起きた時の挨拶、何かをしていただいた時の「ありがとう」の挨拶等、1日の生活の中で
「日常のあいさつ」を学び、実践する場として、これほど恰好の場所はない。
幼稚園入試や小学校入試を 控えていらっしゃるご家庭では、随分とその点にお気をつけて
お子様をしつけていらっしゃる様子がうかがえる。
身に付けるまでの時間は、お子様の発達段階や、お性格にもよる所が大きいので、
多少の時間の差はあるやもしれないが、
あきらめずに、「これは家の考えとしてゆずれない!」と終始一貫として頑張っていただければ、
きっといつか、素敵なお子様にお育ちになると思うが。
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タンポポ会幼児教育研究所