伝承あそびでお子様の「脳力」を上げる!

昨日の「慶應等受験ノンペーパー対策クラス」でのこと。

絵画・制作や、グループでの指示絵画、早稲田実業学校初等科や、最近では

暁星小学校などでもよく出題される、生活作業性の課題の問題に加え、

「遊び」の中で、 

紙ふうせんつき と、

おはじき を取り入れました。

慶應義塾幼稚舎では、 何年か、 伝承あそびを 

「遊ばせる時のコーナー」に 置いてあるようです。

けんだまとか、 こまとか・・・。

紙ふうせんもやってみないと、扱いが幼児のお子様はわかりません。

なにせ、 紙・・・でできていますから。

どんなふうに上手に息をふきかけると、

紙ふうせんがふくらむかは、やってみないとわかりません。

お子さまは、なかなかふうせんに空気が入らないので、ふくらまないと、

空気を入れるところに直接、口をつけて 「ふうふう」やりたがります。

紙で、できていることを忘れると、ふうせんが破れてしまい、

遊べなくなることを知らなければなりません。

やっと、空気が入っても、又、すぐ、入れなければなりません。

又、 紙ふうせんは 「つく」ので、

ボールの扱いとは違います。 強くつきすぎると、これまた破れます!!

‘ちょうど良い力の入れ具合は’ 

やってみて、自分で習得するしかありません。

紙ふうせんの 「返却のしかた」 も、とても大事なことですのに、

どのお子様も知りませんでした。

これも、経験するしかありません。

桐朋学園小学校では、紙ふうせんつきで、リレーをする競争が

過去問にありました。

紙ふうせんを ふくらませられなければ、その時点で、競争からは脱落です。

「おはじき」 も、 初めての経験のお子様ばかりでした。

‘指ではじく’ この遊びは、 自分があとで、取り易いように、考えて、

自分の手の力加減をコントロールするところから始まりますから、

とても幼児には、高度な遊びといえましょう。

でも、手先の巧緻性の領域を発達させるには、

恰好の、良い遊びですね。

昔からある「伝承あそび」は、ご家族と一緒に短い時間で遊べます。

是非、授業だけで終わらせず、 ご家庭でも遊んでください。


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