小学校受験での模擬テストの今昔
5月6日(日)に、2013年年長児第2回の「小学受験統一模試」がある。
タンポポ会は、会の発足の第1年目より、趣旨に賛同し、協賛提携幼児教室として、
毎年参加している。
12年間に、この会の趣旨に賛同する教室が増えて、今では、全国で250以上もの教室が
参加しているビッグイベントになる。
「こういう趣旨で、こんなことをしたいのだけれど、もし、賛成なら同意して・・・」
との主催の小学受験統一模試実行委員会のお話に、当時、模擬テストを受ける場合、
大きな教室が開催する「模擬テスト」にしか過去10年以上、参加できなかったことで、
いろいろ疑問に思っていたこともあり、お仲間に入れていただいた。
今のように、2、000名以上の受験者が1日に一堂に会するのではなくて、
受験産業の一手を担う?大手といわれる教室が、毎週何回か、その教室がある場所での
開催で、受験者の家に近いところにその教室があれば、そこで受験する・・・というような
小規模な形式であった。 それも、その当時、1・2の大きな教室でしか、その体制もなく、
何回かに分けての、東京都内の色々な場所にある教室での、全部を足した受験生の
分母ではあったが、もし、模擬テストを受けるとしたら、他になかったこともあり、その当時、
この領域での独占企業のような感じであった。
一企業がする模擬テストだと、その教室に所属しているお子さまが有利???になり、
順位に多少、公平さがなく感じられた。 模擬テストの内容は、ペーパーが主流であったが、
その絵柄や(幼児なので、当然文章ではない)、問題の傾向が、普段授業でしている問題に
慣れているその教室のお子さまの方が多分、良い点を取り易かった…と思われたからだ。
但し、経験では、本当に「良くできるお子様」では、どんな絵柄でも、どんな問題でも、どこの
場所で受験しても、上位を取れることもあったが。
「小学受験統一模試」も、確かに、そこに関わっているメインの教室はあるが、
原則として模試の体制としては、 参加提携教室の生徒皆が、公平な形で参加できている?
とは思っている。
昨日、「統一模試対策」を、3時間しかできなかったが、希望者に無料で行った。
模試の「過去問」をダウンロードもできるようだが、タンポポ会は、10年分以上の
過去問があることと、 「統一模試」のペーパーが、全部カラーや、写真入りで、出題されるので、
受験者が、「いつもと勝手が違う…」ことで、戸惑わないためもある。
テスト後は、総合判定通知が、順位や、最高点、平均点など、全体・性別に出、
志望校については過去の合格者平均点と、受験生の成績を比較し、合格可能性を
判定したものが送られてくる。
まあ、その結果に親ごさんは、一喜一憂なさる場合もあるので、試験後のフォローアップを
大事にと考えている。 テストの結果は、弱点を知り、同じ間違いを繰り返さないように、
復習の目的に・・・と。 順位は、1点で、200名も並ぶので、参考までに・・・とお伝えは
している。
94点から95点を取らないと、1位には、なれない。 但し、1位になったからといって、
第一志望校に合格できるとは限らないので、余り、順位を気にしない方がよい。
「統一模試」を受験予定であると、 ご家庭によっては、ゴールデンウィークを、余り
楽しめない?かもしれないが、 折角の「子供の日」なので、家族で良い思い出になる
行事も是非、入れていただきたい! 矛盾してる!??
当日、鉛筆や、クーピーはきちんと削って、使いやすい長さにして持っていらっしゃることを
お勧めする。
又、トイレは、本番と同じように、学習院大学の側のきれいな? トイレを探しておくと
良いと思う。 会場で「トイレを済ます」ことは余り考えないで、その前にご家庭が
対処しておく方が良い。 それは、本番の試験の時もそうだからだ。
試験中に「トイレ」に行ってしまうと、そのペーパーには点数が入らない。
試験官になってよく分かることだが、当日、誰かが「トイレ」とおっしゃると、それに
便乗組?が沢山いらっしゃるので、 お子様には、その点も伝えておいた方が良い。
当日、東京会場の学習院大学(目白)では、<私立小学校合同相談会・説明会>があり、
統一模試受験者対象に、各小学校の教育理念や教育環境など、父母の質問に面談形式で
お答いただけるそうなので、簡潔に質問ができるよう、準備も大切だと思う。
参加校: 学習院/暁星/光塩女子/成城学園/成蹊/洗足/東洋英和
他有名私立小学校多数参加
少人数制指導・1対1の個別指導でお子さまを合格させる
タンポポ会幼児教育研究所