「先生、1個の重さはどのぐらい?」
昨日の小さいクラスでのこと。
【重さ比べ】の単元だったので、 重さを比べるための計りを色々用意しておいた。
簡単なペーパーワークをする前に、具体物で「どんなことなのか?」を確かめるために、
まずは、手で触って見て、それから・・・。
お子さまが、一番興味を持ったのが、いわゆる「普通のはかり」
お店やさんに行って、何グラムくださいと行った時に、お店の人が使うものだ。
家でも、ケーキを作ったりするとき、使うかもしれない。
もっとも、今流行りのデジタルのものでなく、てっぺんのお皿に物を載せると針が動く…タイプの
ものだ。
小さなな積み木キューブを2つ、3つと載せたり、机の上に置いてある積み木全部を載せて、
針がぐるっと回って、愉快そうに笑っていたりして、ひとしきり遊んで!?いたが、
「先生、この1つの積み木の重さはどの位なの?」と聞いてきた。
それ、きた!! と思い、 針が50グラムのところを指していたので、
「この1つの積み木の重さは50グラムなの。 針がその数字のところを指しているでしょ。
では、クイズでーす。 2つはどの位の重さになるでしょうか?」
「わかんない!」
当然です。 難しい! でも、数量の領域は、興味をもつところから、
1つが2つになり、それが10の束になり、100、1、000と・・・。
天秤ばかり、バネばかり、シーソーのはかり、手で自分で持ってみて、重さを感じることも
含め、「重い・軽い」の領域は、 全部、実験してみて色々なことが分かり、「量」の世界へ
入っていくのです。
「先生、おんなじだけの積み木を両方の
お皿に載せると、計りの棒は真っすぐになるんだね!」
そうです、そのとおり! ヤッタネ!!!
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タンポポ会幼児教育研究所