まずは『福翁自伝』をすぐにでも読みましょう!

福沢諭吉 (PHPノンフィクション)/PHP研究所
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  慶應義塾幼稚舎の願書には、ここ何年も、



「お子さまを育てるにあたって『福翁自伝』を読んで、感じる事を書いてください」とある。



  自由記入欄と、この課題とを合わせた願書の記入は、幼稚舎、並びに横浜慶應を受験


予定のご両親の受験準備の心得として、


「最重要事項と心得よ!」 と教室のご父兄には伝えている。



  幼稚舎が、ペーパーテストがなく、絵や制作・行動観察のみの考査形式で、


更に、父母面接も実施しないとすれば、「では、どこで?どのような判断を?」 と当然考える。



  「なぜ、慶應なのか?」 



①学校側は、「慶應というブランド」の小学校の今ある、立ち位置を充分承知


 

②ご家庭の学校に対する共感度や、子育て感を、特に、家庭環境等、



  慶應にふさわしい親かどうかの見定め?を この「願書」の文面から推察する意図である


 

③ゆえに、他校が、面接時の「参考資料」とする以上の重要な意味合いをもつと考えるべき



 以上の3点から考えても、9月に入っての「願書配布」の後に、突貫で本を読んで、


ありきたりの文章を書くことなく、「こんな文章を書く親に会ってみたい!」と思わせるように、


今から、準備したほうがよい。



 例年、教室では、8月までには、願書の下書きを書いていらっしゃるようにお願いしており、


個々のご家庭にあった、「自分の家アピール」 の仕方を、御一人おひとりとご一緒に


考えている。



 中には、恐縮なことに、文章をお書きになるプロの方のお父様にでも、「もっと、もっと、


推敲してください」 と何度も書き直してもらっている。




 写真は、幼稚舎の加藤舎長が、5、6年生向けに読むように勧めていらっしゃる


      『子どものための偉人伝  福沢諭吉』 北康利著  PHP研究所刊




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