昨年の幼稚舎と新1年生を迎える横浜初等部は、一部で重なり、一部では、復活!?と思わせるような 入試内容であったと思う。
30歳位以上の方達、そのご父兄だったら覚えていると思う。 その昔?の幼稚舎の入試は、
今回の横浜のように、ペーパーがあり、絵画・制作それに体操や行動観察の領域・・・とそれは超大変で、又、家庭の意気込みも凄く、その対策をさせられている幼稚園児は泣かされたものだ。 「お受験」なる
ことばで世間に注目され、揶揄もされたほどだった。
この20年位で社会の様相も変わり、「お受験」の世界も随分変わったと感じられる。
然しながら、今回の横浜での入試においては、多くの枚数のペーパーテストの1次試験でまず、
しぼり、絵画・制作や体操・行動観察、面接の2次で合格の最終決定をする、幼稚舎は1次、2次という形ではなかったが、以前の幼稚舎と同じような考査形式に戻った?と筆者には感じられたのだが。
幼稚園の園長先生が学校側に提出する調査書も復活した。
幼稚舎はこの年月の間に調査書の提出が消え、面接が消え、作文も消えた。昨年の入試もここ何年かのやり方と変わらなかった。
今は、閉園になった渋谷の松濤幼稚園では、願書提出の少し前になると、お孫さんの調査書を
よく書いてもらいたい祖父の方々の黒塗りの車の行列が坂にできたと園に通わせていた仲の良い友人
から聞いていた。昔の話・・・だが。
少子化になり、地震があり、受験熱は少しさめた?感があるとはいえ、大學まで無試験の新しい学校の誕生は、今後の期待感もあって、まだまだ根強い人気がありそうだ。
横浜が本家、幼稚舎を応募者の上では凌いだことで、幼稚舎の試験様式もそろそろ変わるかもしれないと考えられるが、どうだろうか。