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miraeの未来予想図

原作&韓国版イタkiss(+日記)が大好きで、日記のその後を妄想してお話書いちゃいました。(≧∇≦)

※イタキス好きな女子(女性)はWelcome
男性の方はごめんなさい(>ω<)お断りさせていただきます



ースンジョー 


電話越しに聞こえてきたハニの言葉に、俺は指輪を買ったときのことを思い出した。

あの時、俺の予定なんかお構いなしに、勝手に式の日取りを決められて、衣装を選べだの指輪を見に行けだの、ふざけたことばかり。

おふくろの思うままにされるのも、大げさに騒ぎ立てるのも嫌で、結婚式の準備の全てが煩わしく思えて、面倒で仕方なかった。


だけど、おまえとの結婚は流されて決めた訳じゃない。

おまえが、俺以外の男に笑いかけることが、
他の男の子供を産むかもしれないということが、どうしても許せなくて…

おまえは俺のもので、俺にはおまえが必要だ。
そう思ったから、あの日、俺はおまえを迎えに行った。

おまえを愛してるから、結婚したいと言ったんだ。

皆に言う時期を早まったかとは思ったが、結婚する事自体に後悔はなかった。

だから、お義母さんとおばあさんの墓前に挨拶に行った。
そして…おまえが愛の証だといった指輪を買いに行ったんだ。

一緒に行くなんてこっぱずかしいことはできないし、またひどい言葉でお前を傷つけそうで、おまえに黙ってひとりで行った宝石店。

俺らしくないと思いながらも、おまえに似合うものを選んだつもりだ。

おまえが指輪を着ける姿を想像すると、それだけで幸せで、 自然と顔が緩んでいる自分に驚いた。

式当日、おまえの指に指輪をはめる時、俺がどれだけ緊張したか、おまえは知らないだろ?

俺の選んだ指輪をはめ、嬉しそうに笑うおまえが可愛くて、愛しさが溢れた。

指輪を買うなんて当たり前のことすら俺には少し難しくて、
この先も、普通の女には当たり前の幸せを、おまえには与えてやれないかもしれない。

だけど、おまえが側にいてくれるなら、俺は、俺のすべてを賭けておまえを愛し続けよう
 

おまえを幸せにしてやりたい。

いつだって笑っていて欲しい。

俺のそばからこの笑顔が消えないように、
おまえの笑顔を守れる男になりたい。


薬指にこめられた意味は「聖なる誓い」

おまえへの愛を、この想いを、決して忘れないように、俺は小さな指輪に誓いをたてた。



なのに、 いつの間にかすっかり忘れてしまっていた。

おまえが隣で笑っていてくれることが、おまえたちと過ごす幸せな日常が、当たり前になりすぎて…

…おまえは形にこだわってたわけじゃなかった。俺の〈想い〉を大切にしてくれてたんだ。

なのに、代わりの指輪を買ってやるなんて、
わかってないのは俺の方だった。


ハニの友人たちから連絡を受け、俺は二次会を断り、タクシーに乗り込んだ。

そのままハニをタクシーに乗せれば良かったのに、俺は、店に着く少し前でタクシーを降り、歩いて店に向かった。

友人たちにはタクシーが捕まらないからと嘘をつき、ハニをおぶって帰ることにした。

それが、罪滅ぼしのつもりなのか、昔を思い出したからなのか、自分でもよくわからない。

ただ、あの頃のように、おまえをおぶって帰りたくなったんだ。



あれから7年…
俺はもうあの頃の俺じゃない。
医師になり、娘も生まれ、離島での兵役も経験し、人として、それなりに成長してきたつもりだ。

だが、夫としての俺は…
おまえの笑顔を守ると誓った俺が、今、おまえに悲しい顔をさせている
おまえに毎日たくさんの幸せをもらっていながら、俺は、感謝の言葉1つ素直に言ってやれない。

未熟な俺がハニを傷つけたのかと思うと、心がズキズキ痛んでる





スンジョ:“…ごめんな。(ボソッ)”

ハニ:“フフッ(笑い)…”


驚いて背中のハニを確認すると、スウスウと寝息をたてていた

スンジョ:“フッ(笑い)タイミングのいいやつ”

久しぶりにおぶるハニは温かく、その温もりが一歩歩くごとに俺の中に染み込んでくるようで、俺の心もあったかくなっていく気がした



家に帰り、寝ているハニをベッドにおろすと、月明かりに照らされて、きらりと光るものが見えた。


to be continue…