一般人の半生とやら。

一般人の半生とやら。

無になりたい、けれど勇気もない、弱者の半生を綴ってみる。

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 死にたいんだけど後一歩前に進む事は出来ない。
 生きたいんだけど生きる気力も糧も見当らない。

 そんな事を思ったのは、一体何故なんだろうか、一体いつの事なんだろうか。
 分からないまま現実逃避をし続けそれこそ無駄に一日を消化するだけの暮し。

 結局分からないままだけど、知り合いの死を目の辺りにした今年から、徐々に『死』が私に近付いた気がした。だから、無駄に生きた日々を綴ってみようと思いこっそりブログに書く事にした。
 誰に見て欲しい訳でもないし、誰に見せる予定もない。生きた証を言い訳に、前押しさせる為に、無意識の中、準備しているのかも知れない。

 夜になり布団に就くと、毎日腹部に包丁を刺す事ばかりを考える。もしくは腕と首。
 見たこともない血液の量が服を、床を汚し、血の池を作る。少ない鉄分が身体から放出されると、鉄の匂いが部屋全体を多い、鼻を劈く。
 一般に、一〇分~一五分もしない内に意識は途絶え死ぬ事が出来るらしい。
 それらの為の予行練習とでも謳っている心算なのだろうか、愚か極まりない。

 痛い、

 苦しい、

 と、予行練習中に想像の痛みが身体全体に衝撃を走らせる。
 息を酷く荒げ、布団から飛び上がり、呼吸を整えさせ冷静になる。
 ああ、やっぱりこんな痛い思いはしたくない、絶対にこんなことはしない様にしよう、と。
 残された数少ない良心の生きる力が働いてしまってるんだろう。
 ならばと前を向く事も考えるが、前も向きたくない。見たくもないばかり。汚物だらけが視界に広がっている。そんなものを避けたいから、予行練習に当たっていると言うのに、だ。
 結局どうすれば良いのか、分からなくなる。