旅立ち前の夜
夜私たちも仕事を終え、いつものオフィスとは来月の8日までのお別れだ。仕事モードからプライベートモードへ切り替わる瞬間が、帰宅した時なのだ。明日から社員旅行で長丁場だが、前半3日間は美紀子さんの地元の実家、つまり温泉旅館でお世話になり、その後電車と飛行機などを駆使しながら沖縄入りし、さやっちのホテルを中心にいろんなところへ行ったりもするわけだ。私たちも着替えを済ませ、みんなで夕食を食べ始めてるとインターフォンが鳴った。「誰だろ?」「ホント、気になるわね」私と瞳は、インターフォンの主が誰なのか気になったので、玄関へ行くことにした。「あれ?誰か来たわね」お姉さまが誰か来たんじゃないかというので、私は、「お姉さま、自分と瞳で対応してきます」と、瞳と二人で対応することを言うと、お姉さまも、「じゃ、お願いね」と、対応を私たちに託した。私と瞳は玄関を開けた。なんと、久しぶりの琴代さんだった。「たー吉に瞳!お疲れさま!そしてお久しぶり!!」琴代さんとは久しぶりで、今回の社員旅行に参加するためやってきた。それにしても相変わらず荷物が多いなぁ・・・。「琴代さん、お疲れ様です!そしてお久しぶりです!!」私が出迎えると瞳もそれに続く形で、「せっかくの立ち話もなんですから、さっ、上がりましょうか」と、せっかく来たんだから上がりましょう、と声をかけ、荷物を私と瞳で運び、琴代さんをリビングへ案内した。リビング琴代さんは私と瞳に案内される形でやってきた。ここに来たってことは、実に久しぶりの話だ。「あっ、みんなお疲れさま!」琴代さんがみんなをねぎらいながら言うと、みんなも、「お疲れ様です!!」「明日から、よろしくお願いします!!」と、こぞって声をかけた。お姉さまや支社長、濡莉さんも、「琴代さん…。お久しぶりです!」「社員旅行の全日程、よろしくお願いします」「みんなで楽しみましょう!よろしくお願いします」と、改めて挨拶すると、琴代さんも、「さやちゃんにゆりちゃん、濡莉ちゃん!今回もよろしくね」と改めてよろしく頼む、と返事した。