概要

  • 基本情報: 2025年の大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)は、2025年4月13日から10月13日までの184日間にわたり大阪市此花区・夢洲(ゆめしま)で開催されます​

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    。テーマは**「いのち輝く未来社会のデザイン」(英題: Designing Future Society for Our Lives)で、「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」の3つがサブテーマとして掲げられ、コンセプトは「未来社会の実験場」(People’s Living Lab)です​

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    。会場面積は約155ヘクタール(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン約3個分)にも及び、開場時間は9時から22時**までと長く設定されています​

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    。想定来場者数は約2,820万人とされ、世界158の国と地域、9つの国際機関が参加予定で、日本開催の万博史上最多級の国際色豊かな博覧会になります​

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  • 主要イベント・展示: 万博会場では最新テクノロジーから伝統文化まで、世界中の知恵と創造力を集めた多彩なパビリオンやイベントが展開されます。日本政府が出展する日本館(Japan Pavilion)はテーマを「Between Lives(いのちの間)」とし、循環する生命の営みを体感できる円形構造の建物です​

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    。館内には会場で出る廃棄物を微生物で分解するバイオガスプラントやCO2リサイクル技術が組み込まれ、「生きているパビリオン」として環境技術を直接見ることができます​

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    。万博のテーマ事業の中核となるシグネチャーパビリオンでは、各界を代表する8人のプロデューサーがそれぞれの視点で「いのち輝く未来社会」を表現し、来場者に生命や未来について深く考えさせる展示が行われます​

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    。会場中央にそびえるグランド屋根(Grand Roof Ring)も必見です。周囲約2km、高さ12mの世界最大級の木造リング構造で、パビリオン間の通路や日よけの役割を果たすとともに、屋上の回廊「スカイウォーク」から瀬戸内海や会場全景を一望できます​

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    。この他にも電力、自動車、飲食など日本の主要企業13社・団体による民間パビリオンでは、カーボンニュートラルや未来のモビリティ、次世代の食文化といったテーマで創意工夫に富んだ展示やショーが楽しめます​

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    。世界各国のパビリオンでは各国固有の文化や最先端技術、芸術作品が紹介され、**SDGs(持続可能な開発目標)**など地球規模の課題も取り上げられます​

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    。会期中は各国のナショナルデー行事や伝統芸能パフォーマンス、先端技術のデモンストレーション等、週替り・日替りのイベントも多数予定されており、一日では回りきれないほど盛りだくさんの内容です。
  • おひとり様向けの楽しみ方: 一人旅でも大阪万博は十分に満喫できます。むしろ単独行動だからこそ、興味のある展示にじっくり時間をかけたり、気の向くままに会場内を回るフレキシブルな楽しみ方が可能です。例えば、人混みに疲れたら会場内の**「やすらぎの森ゾーン」でベンチに腰掛けて緑に囲まれながら一息つくこともできます​

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    。また万博のテーマが「未来社会の実験場」であることから、各展示は来場者一人ひとりに問題意識やインスピレーションを与える工夫が凝らされています​

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    。おひとり様なら、自分のペースでそうしたメッセージに向き合い、静かに共感したり考えを巡らせたりする時間を持てるでしょう。パビリオンの中には照明や音響を駆使した没入型シアターやアートインスタレーションも多く、言葉がなくても直感的に楽しめる展示が豊富なので、一人でも寂しさを感じにくいはずです。さらに、大阪は「食い倒れの街」**と呼ばれる美食の都であり、万博会場内でも大阪名物のたこ焼きやお好み焼きはもちろん世界各国の料理が味わえます​

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    。一人でも気軽に屋台フードを食べ歩きできるのも万博の醍醐味です。夜は混雑もやや落ち着くため、イルミネーションに彩られた各パビリオンをゆっくり撮影したり、シンボルとなるグランド屋根の夜景を眺めたりと、マイペースにロマンチックな雰囲気を楽しめるでしょう。

旅行プラン (東京発着2泊3日)

1日目(夜行バスで大阪到着~大阪市内観光)

  • 〈前夜〉23:00頃 – 東京駅または新宿駅を夜行高速バスで出発。8時間ほどの夜行移動で翌朝大阪入りします。高速バスは最も安価な移動手段で、料金は片道約3,000~8,000円程度(シートタイプによる)​

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    。車内でリクライニングシートとブランケットが用意されており、寝ている間に目的地へ到着できます。到着地は大阪駅周辺(梅田)や難波など路線によって異なります。
  • 07:00 – 大阪市内到着。早朝に着きますので、一旦ホテルに立ち寄って荷物を預けましょう(チェックインは午後ですが、フロントで荷物を預けることが可能です)。身軽になったら朝食をとって出発します。大阪の朝食に困ったら、駅ナカのベーカリーやカフェでコーヒーとパンをいただくか、大阪名物の厚焼き玉子サンドが評判の喫茶店などを利用するのも良いでしょう。

  • 09:00大阪城公園を観光。大阪の歴史に触れる定番スポットで、お濠と石垣に囲まれた広大な公園内を散策しつつ、天守閣を目指します。天守閣(大阪城天守閣)は安土桃山時代の武将・豊臣秀吉が築いた名城で、内部は歴史博物館になっており、季節ごとの特別展も開催されています​

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    。天守閣最上階の展望エリアからは大阪市内を一望でき、晴れていれば遠く生駒山系まで見渡せます。朝の時間帯は比較的空いており、一人でも静かに歴史展示を鑑賞できるでしょう。
  • 11:30 – 大阪城を後にし、地下鉄またはタクシーでミナミ(難波・道頓堀エリア)へ移動(大阪メトロ谷町線「天満橋駅」から「東梅田駅」乗換え、御堂筋線で「なんば駅」下車、約20分)。道頓堀周辺で昼食休憩を取ります。道頓堀は巨大なカニやタコの看板が林立する大阪随一のグルメスポットで、「食い倒れ」の街らしい活気にあふれています​

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    。おひとり様なら行列ができる人気店でもカウンター席に案内されやすい利点があります。この機会に大阪名物のお好み焼きたこ焼きを本場で味わいましょう。例えば、創業昭和20年代の老舗お好み焼き店「美津の」や、行列必至のたこ焼き専門店「わなか 道頓堀店」などが有名です。熱々のたこ焼きをほおばりながら道頓堀川沿いを散策すれば、大阪の雰囲気を存分に感じられます。昼食代は1,000~2,000円程度とリーズナブルです。
  • 14:00 – 再び電車で移動し、ホテルにチェックインできる時間まで大阪市内を軽く観光します。おすすめは日本一高い超高層ビルあべのハルカス(高さ300m)です。道頓堀から地下鉄御堂筋線で天王寺駅へ移動(約10分)し、直結するハルカスの展望台「ハルカス300」へ上りましょう。58~60階の展望フロアからはガラス張りの回廊越しに大阪平野を360度見渡せ、晴天時には京都や六甲山系、淡路島まで望める絶景スポットです​

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    。昼間の眺望も爽快で、大阪城やこれから訪れる夢洲方面も確認できます。展望台入場料は大人1,500円前後です。時間に余裕があれば、展望台内のカフェで休憩しつつ足を休めましょう。
  • 16:00 – 大阪メトロ谷町線・中央線などを乗り継ぎ、宿泊先のホテル最寄り駅へ(例:天王寺駅→本町駅→弁天町駅など経由、約20~30分)。**ホテルにチェックイン(15:00以降)**します。今回は利便性を考え、ART HOTEL大阪ベイタワー(弁天町)に宿泊するプランとします。弁天町駅に直結した高層ホテルで、地下鉄中央線・JR線の駅と直結しているため万博会場の最寄り夢洲駅へも乗り換えなしでアクセス可能です​

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    。客室は23階以上にあり、大阪湾岸エリアの景色を一望できます。チェックイン後、少し部屋で休憩し、夜の観光に備えましょう。
  • 18:00 – 地下鉄またはJRで再び道頓堀エリアへ(ホテル最寄りの弁天町駅からOsaka Metro中央線で本町乗換え、御堂筋線なんば駅下車で約15分)。日が暮れてネオンが灯り始めた道頓堀は昼とは違った顔を見せます。有名なグリコの看板や巨大なカニ看板が煌々と輝き、記念写真スポットにもなっています。夕食は道頓堀か隣接する心斎橋周辺で、大阪名物の串カツを楽しみましょう。人気店「串カツだるま」道頓堀店では、二度漬け禁止のソースに浸した熱々の串カツが名物です。カウンター席でサクサクの串揚げを頬張れば、一人でも大阪の下町気分を満喫できます。あるいは、少し足を伸ばして通天閣がそびえる新世界エリアへ行き、元祖串カツの老舗「八重勝」でディープな雰囲気を味わうのも良いでしょう。夕食代は飲み物込みで2,000~3,000円程度です。

  • 20:00 – 食後は道頓堀界隈を散策します。川沿いの遊歩道「とんぼりリバーウォーク」を歩き、大阪のエネルギッシュな夜景と人々の活気を眺めましょう​

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    。賑やかなエリアですが、おひとり様でも人混みに紛れて気楽に歩けます。甘いものが欲しければ、有名なチーズケーキ店「りくろーおじさんの店」難波本店で焼きたてフワフワのチーズケーキを買ってホテルへのお土産にするのもおすすめです。
  • 21:30 – ホテルに帰着。高層階の部屋から大阪湾岸の夜景を楽しみつつ、翌日の万博に備えて早めに就寝しましょう(宿泊2泊合計で約30,000円~40,000円程度を想定)。

2日目(万博会場を終日満喫)

  • 07:00 – 起床。ホテルで朝食をとります。ホテルのビュッフェレストランでは和洋食取り揃えた朝食が提供されますが、時間を節約するためコンビニで軽く済ませてもOKです。身支度を整え、万博会場へ向けて出発します。

  • 07:45 – ホテル最寄りの弁天町駅から大阪メトロ中央線に乗車。夢洲行きの直通電車で終点夢洲駅へ向かいます(所要約20〜25分)。電車の中で当日必要なチケット類の確認をしておきましょう。万博入場券は事前に公式サイトで購入済みとしておき、指定入場日の日時予約も忘れずに行っておきます(万博は混雑緩和のため、来場日・時間帯の予約制を導入予定です​

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    )。一人旅なら直前の予約枠も取りやすいかもしれませんが、確実に入場するために3日前~前日までに予約しておきます​

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  • 08:15夢洲駅到着。会場ゲートまでは徒歩数分です。開場時間の9時までにゲート前に到着できました。入場前にトイレや荷物チェックを済ませ、パンフレットや会場マップを手に入れます。おひとり様なら身軽に動けるよう、リュック一つに貴重品と必要最低限の荷物にまとめておくとよいでしょう。

  • 09:00大阪・関西万博 開場

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    。いよいよ万博会場に入場します。まずは人気の日本館に直行します。日本館は万博序盤から混雑が予想されるため、朝一番の入館を目指します(※事前に日本館のオンライン整理券を予約できていれば予約時間に合わせて行動します)。日本館では、「循環する生命」をテーマにした映像や展示を鑑賞します​

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    。円形シアターで上映される未来社会の物語や、実際に会場内のゴミを分解してエネルギーに変えるバイオガスプラントの稼働展示など、日本の最先端技術と思想に触れることができます​

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    。一人であれば展示の解説パネルを自分のペースで読み込んだり、スタッフの説明にじっくり耳を傾けたりできるでしょう。所要約40分で見学を終えます。
  • 10:00 – 次にシグネチャーパビリオンへ向かいます。会場中央部の森に溶け込むように設計されたこの大型パビリオンでは、8人のプロデューサーによる多様なテーマ展示が一堂に会します​

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    。例えば、メディアアーティスト落合陽一氏のエリアではデジタル技術で創られた「仮想生命体」に出会う不思議な体験ができたり​

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    、映画監督河瀬直美氏のエリアでは世界各地の分断と対話をテーマにした映像インスタレーションが展開されたりしています​

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    。アートとテクノロジーが融合した空間は刺激的ですが、鑑賞は各自の感じ方に委ねられるので、一人で静かに没入するのに最適です。シグネチャーパビリオン全体を回るのに1時間ほど見ておきましょう。
  • 11:30 – 午後の混雑が本格化する前に、企業パビリオンもいくつか巡ります。例えば関西電力など電力会社連合の**「電力館(Eggs of Possibilities)」では、カーボンニュートラルのその先を見据えた未来のエネルギー社会の展示があり、ゲーム感覚で次世代エネルギーについて学べます​

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    。また大阪の吉本興業による「笑い」をテーマにしたパビリオンでは、言葉の壁を超えて人々を繋ぐお笑いライブや参加型イベントが催され、会場は笑顔に包まれます​

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    。一人でもその場の雰囲気に交じって笑えば、旅の良い思い出になるでしょう。さらに食の都・大阪らしい「飲食産業館(ORAダイニングアウトパビリオン『宴』)」**では、未来の食文化に関する展示や五感で楽しむ実験的なフード体験ができます​

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    。企業パビリオンは比較的回転率が良く、一人だと待ち時間も短縮されやすいため、興味のあるブースを効率よく見て回ります。
  • 12:30 – 昼食休憩。万博会場内のレストランやフードコートでランチをいただきます。会場には世界各国の料理が集まっており、各国パビリオン併設のレストランで郷土料理を味わうこともできます。せっかく大阪での万博ですから、ここでも大阪名物を楽しみましょう。会場内の屋台エリアではたこ焼き焼きそば、各国のストリートフードが販売されています。例えば、未来風にアレンジした「Takoyaki3.0(タコヤキ3.0)」なる創作たこ焼きが登場しているかもしれませんし、海外パビリオンでは本場仕込みのカレーやケバブなども人気を博しているでしょう。長い行列を避けたい場合は、ピークより少し早めか遅めの時間にずらすと比較的スムーズです。飲み物は夏場は特に水分補給を忘れずに。ランチ代は2,000円程度見込んでおきます。

  • 13:30 – 昼食後は一旦ゆったり過ごしてリフレッシュします。会場内の**「やすらぎの森ゾーン」**(Forest of Tranquility Zone)へ行き、木陰のベンチで休息しましょう​

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    。万博会場内とは思えない静かなこのエリアでは、小川のせせらぎや樹木の緑に癒やされます。一人で目を閉じれば、午前中に見聞きした未来社会のビジョンについて自分なりに考えを巡らせるいい機会にもなります。少し足が疲れているようなら、このゾーンにある休憩所でドリンクを飲みながら小休止を取りましょう。
  • 14:00 – 再び見学再開。午後は各国のパビリオンをいくつか巡ります。158もの参加国があるため全部を見るのは不可能ですが、興味のある国をいくつかピックアップします。例えば、宇宙開発で話題のアメリカ館、環境先進国の北欧館(スウェーデン・デンマークなど共同)、ユニークなデザインで注目のドイツ館などが人気です。それぞれのパビリオンで各国の文化や最新プロジェクトの展示を楽しみます。欧米のパビリオンは人気が高く並ぶことも多いですが、おひとり様ならスタッフから誘導されて意外と早く入れる場合もあります。また、あえて人気のない国のパビリオンにも立ち寄ってみましょう。例えばアフリカ諸国や中南米の小規模パビリオンでは、その国ならではの工芸品や映像が見られ、待ち時間なしでゆっくり説明員と会話できたりします。世界旅行をしているような気分で自由に回れるのは一人旅の特権です。

  • 16:00 – 夕方になり、最後に**大阪府・大阪市が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン(Nest for Reborn)」**を見学します。こちらは“大阪・関西ならでは”のパビリオンで、テーマは「REBORN(生まれ変わり)」。最新の医療・健康テクノロジーを駆使し、25年後の自分のアバターに出会えるという参加型の趣向が話題です​

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    。健康診断データを元に将来の自分を映し出すコーナーや、大阪の中小企業の先端技術を紹介するブースなどがあり、一人でも十分楽しめます​

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    。未来の自分に対面するという不思議な体験は、旅の良い思い出になるでしょう。
  • 17:30 – 日没後の万博会場もぜひ体験しましょう。夕暮れ時、グランド屋根のスカイウォークに上がり、夕焼けに染まる瀬戸内海の景色と万博会場全体を見渡します​

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    。夕日に照らされたパビリオン群は昼間とは違う表情を見せ、とてもフォトジェニックです。おひとり様なら好きな場所で立ち止まり、心ゆくまでその光景を目に焼き付けることができます。
  • 18:30 – 夕食は会場内で軽く済ませます。各国料理のフードトラックが並ぶエリアで、トルコ館のシシケバブサンドやイタリア館のピザなど気になっていたグルメを試してみましょう。あるいは大阪館の屋台で関西風うどん肉吸いといった大阪ローカルの味を楽しむのも一興です。万博限定メニューや未来志向のヘルシーフードも販売されているので、一人だからといって遠慮せず色々挑戦してみてください。飲み物と合わせて夜も2,000円程度みておきます。

  • 19:30 – 食事後、夜の万博会場を散策。ライトアップされた各パビリオンは昼間以上に幻想的です。日本館や各国館がそれぞれ工夫を凝らしたイルミネーションを点灯しており、写真映えするスポットばかりです。特にグランド屋根はカラフルな照明で彩られ、万博のシンボルとして夜空に浮かび上がる姿は必見です。人出が減ってきた人気パビリオンがあれば、待ち時間次第でもう一度入場を試みても良いでしょう(夜間はナイトチケットで入場する人もいるため完全な空きにはなりませんが、日中よりは幾分緩和されます)。おひとり様なら閉館間際ギリギリまで粘っても気兼ねがないので、心ゆくまで万博の余韻に浸ります。

  • 21:30 – 混雑を避けて少し早めに会場を退出し、夢洲駅から地下鉄でホテルへ戻ります(22時の閉場時間までいても構いませんが、駅が混む可能性があります)。電車内では心地よい疲労感に包まれているでしょう。弁天町駅に到着後、コンビニで飲み物を買ってホテルへ戻ります。

  • 22:30 – ホテル帰着。遅い時間ですが、高層階の部屋から夜景を眺めながら、ゆったりと入浴して疲れを癒します。足腰に疲れが出ているはずなので、入念にストレッチをしておきましょう。翌日の帰路に備えて早めに就寝します。

3日目(大阪市内半日観光~新幹線で東京へ帰路)

  • 08:30 – ゆっくり起床。2日間の疲れを考慮して、この日は少し遅めのスタートにします。ホテルで朝風呂に入り、荷物を整理します。お土産で増えた荷物は宅配便で送る手配をホテルでお願いしても良いでしょう(身軽に帰れるよう、必要に応じて宅配サービスを利用)。

  • 10:00 – ホテルをチェックアウト(荷物はホテルに預け、出発直前にピックアップ可能)。帰りの新幹線の時刻まで半日ほど大阪観光を楽しみます。まずは大阪駅周辺の梅田エリアへ移動(JR大阪環状線で弁天町→大阪駅へ約10分)。梅田では最新の商業ビル「グランフロント大阪」や、レトロモダンな建築の「中之島」界隈を散策したりできます。時間が許せば梅田スカイビルの空中庭園展望台に昇り、大阪を最後にもう一度見渡しても良いでしょう。

  • 11:30 – 昼食前に大阪土産の買い物を済ませます。梅田のデパ地下(阪急うめだ本店や大丸梅田店地下食品街)には大阪名物が揃っています。551蓬莱の豚まんや、堺のくるみ餅大阪限定のスイーツなど、自宅用や職場用のお土産を購入しましょう。荷物になる場合は配送手続きもその場でできます。

  • 12:30 – 昼食は大阪駅近辺の食堂街で頂きます。最後の大阪グルメとして、手軽に大阪うどん(出汁の効いた関西風うどん)を味わうのはいかがでしょうか。梅田の老舗うどん店「道頓堀今井」のルクア大阪店などで名物のきつねうどんをすすれば、ほっとするお昼ごはんになります。時間に余裕があれば駅ナカの立ち食い寿司でサクッと寿司をつまんだり、大阪らしいB級グルメのねぎ焼きを楽しんだりすることもできます。昼食代は1,000~2,000円程度。

  • 13:30 – 新大阪駅へ移動(大阪駅からJR京都線で新大阪駅へ5分程度、もしくはタクシーで約15分)。駅到着後、東京行き新幹線の切符を受け取り(事前にスマートEXなどで予約済みが望ましいです)、ホームへ向かいます。乗車前に駅弁と飲み物を買っておくのも忘れずに。名物のひっぱりだこ飯や季節限定の豪華駅弁など、新大阪駅には魅力的なお弁当が揃っています。

  • 14:10東海道新幹線のぞみ号で新大阪駅発。快適な指定席に座り、約2時間30分の旅をゆったり過ごします​

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    。車窓から京都・名古屋と移り変わる景色を眺めつつ、大阪での思い出に浸りましょう。万博会場で買った公式ガイドブックやパンフレットを読み返せば、きっとまた訪れたい気持ちが湧いてくるはずです。新幹線の指定席料金は片道約14,650円ですが、そのスピードと快適性はバス移動とは比べものになりません​

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  • 16:40 – 東京駅着。夕方までに東京に戻って来られるので、その後の予定にも無理がありません。お疲れ様でした!


食事プランのポイント

万博会場内と大阪市内双方で、“食い倒れの街”大阪のグルメを満喫できるプランです。万博では各国料理や未来志向のフードが楽しめますが、大阪開催ならではの 「大阪3大名物」 も是非味わいましょう。それは たこ焼き・お好み焼き・串カツ の3つです​

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。本プランでは、1日目の昼に道頓堀でお好み焼きとたこ焼きを、夜に串カツを楽しむ流れを組み込んでいます。2日目の万博会場でも、小腹が空いた時につまめるようたこ焼きや大阪風の軽食を取り入れています。また、大阪は粉もの以外にも旨いもんが多いので、可能であればお寿司やうどんなども選択肢に入れました。特に551蓬莱の豚まんはテイクアウトして新幹線内で食べてもよし、東京へのお土産にしても喜ばれる定番です。一人旅なら行列店にもチャレンジしやすいので、有名店の味にもぜひ挑戦してみてください。

予算概算

※予算上限15万円を想定し、交通・宿泊・食事を含め概算しています。

  • 往路交通(夜行バス): 約**¥5,000**(東京→大阪)。安い便なら¥3,000台~ありますが、リクライニング深めのゆったりシートでも¥5,000~¥8,000程度です​

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  • 復路交通(新幹線): 約**¥15,000**(大阪→東京・のぞみ指定席)​

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    。所要2時間半で快適ですが、費用はバスの倍以上かかります(時間優先で設定)。
  • 宿泊(ホテル2泊): 約**¥30,000**(¥15,000×2泊分)。今回は利便性重視で大阪市内の中~上級ホテルを想定していますが、早期予約や平日利用で1泊1万円前後のプランも見つけられます。逆に万博ピーク期は価格高騰も予想されるため余裕をもって手配しましょう。

  • 万博入場料: ¥6,000(1日券・大人)を想定。【※】事前の早割チケットなら6,000円弱、当日券だと7,000円前後になる見込みです​

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    。今回は1日分ですが、もし2日通う場合は倍額となります。
  • 食事代: ¥15,000(3日間合計)。内訳: 1日目昼¥2,000・夜¥3,000、2日目昼¥2,000・夜¥2,000、3日目昼¥2,000、その他朝食・カフェ休憩等で¥4,000程度。大阪は物価が比較的安く、B級グルメはリーズナブルなので、この予算でもお腹一杯楽しめます。

  • 現地交通費: ¥2,000(大阪市内の移動3日分合計)。大阪メトロやJRの運賃は1回¥200~400程度です。弁天町~夢洲往復(¥560程度)×1日、その他市内観光で数駅乗車を数回、トータルで¥2,000もあれば十分です。

  • その他雑費: ¥5,000(入場料やお土産代など予備費)。万博記念グッズ購入やコインロッカー代、飲み物代などに充当。

合計:約¥110,000前後(※上記合計約11万円)。想定予算15万円に対し十分余裕を持って収まるプランです。残額で現地での急な出費(追加のお土産購入やタクシー利用など)にも対応できますし、余った分はグレードの高いホテルや食事にランクアップすることも可能です。おひとり様旅は団体旅行より融通が利く分、予算調整もしやすいメリットがあります。本プランを参考に、大阪万博2025を心ゆくまで楽しんでください。​

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