コショウ

砂糖

カカオ

トウガラシ

コーヒー


これら、

寒冷なヨーロッパでは作ることが出来ず、

コショウのように肉の保存に有効であったり、

茶やカカオのように貴族で嗜むことが流行するなどして

非常にとてつもなく高く売れる作物を求めて

ヨーロッパの商人は世界に進出していった。


15世紀、コロンブスがアメリカ大陸発見。


ともかく、「アメリカ大陸発見」の後、

南米では

現地人を虐殺侵略し植民地化して、

アフリカから黒人奴隷を輸入して

農場で労働させていく。


作る作物は一つ!

労働者や現地人の食料は作らないため

栄養が足りない状態で労働させる。


アフリカでも同じように

植民地化して

単一作物を作る。


ガーナのカカオ、なんて言うけど

もともと有名なのではなくて、

南米原産のカカオにあった気候の植民地が

アフリカのガーナだった、という。


カカオは栄養価が高いので

もともとはくすりとして使われていたし、

高値で取引された。


植民地にされた国では、

モノカルチャー(単一作物)のために

自分たちの食料は

輸入に頼っているし、十分になく、乏しい。


今、ニュースで報じられている

紛争や飢餓の多くは

15世紀の大航海時代以降のヨーロッパの

横暴が生み出し、

それがずっとくすぶり続けている。