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やってみせ、言って聞かせて、させてみて...

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて
 褒めてやらねば人は動かじ」
(旧帝国海軍元帥:山本五十六)


第2次大戦の連合艦隊司令長官である
山本五十六元帥のコトバ。


人材教育論には、
自由放任主義、徒弟制度など
人それぞれ持論があると思う。


それぞれによい所は多分にあると思うが、
私は自身の経験から、
以下のポリシーがある。


指導は、
根底にある基本的な考え方や勘所を伝えるのが、
最も大切なことで、
細かな事は各自の創意工夫に任せるのが、
一番であると思う。


そして、
即戦力を育てる必要がある昨今は、
技は見て盗め的な指導では、
時間がいくらあっても足りない。


だから、
指導は基本的に、
手とり足とりするものだと思う。


私は、だいたい3ステップで指導する。


まず、やって見せる。
この時に、考え方を伝える。
次に、一緒にやってみる。
ここでは、作業の勘所を伝える。
最後に、一人でやらせて横で見ている。
何か問題があれば隣で指導できる。


余程のことがない限り、
これで一人立ちできる。


時には、甘いと言われる事もあるが、
私はこの方法が一番の近道であると信じている。


こんな私の考え方が、
かの山本五十六元帥と近い事に
驚きまた嬉しかった。
今日のコトバは、そんな記念のコトバ。

偶然は準備のできていない人を助けない

「偶然は準備のできていない人を助けない」
(フランス細菌学者:パスツール)


「突然めぐってきたチャンスを
偶然つかむことができた」
という事を考えたとき、
チャンスをつかむことができたのは、
本当に偶然だったのでしょうか?


私は違うと思います。


やはり、
つかみ取ったチャンスは、
取るべくしてとれたのだと思う。


偶然に対してちゃんと対応できたから、
チャンスがつかめたのだと思う。


チャンスって、
誰にでも平等に与えられていて、
且つ、
ごく身近に存在しているものだと思う。


ただ、

何もしていない人は、
この身近あるチャンスに
気がつかないだけなのだと思う。


目標にむかって日々努力する、
問題意識を持って物事を観察する、
日常の生活の中に、
こういった行動を積み重ねることで、
ふとした瞬間にチャンスを見ることが
できるようになるのではないでしょうか。


日々積み重ねる努力に、
勇気を与えてくれるコトバだ。




現状に満足すれば、衰退が始まる

「現状に満足すれば、衰退が始まる」
(トヨタ自動車社長: 渡辺捷昭)


世界のTOPメーカーとなった
トヨタの新社長のコトバだけに、
非常に重みがあります。


いかなる時も危機感を持続し、
カイゼンを積み重ねる精神が、
骨格の太い会社を
形成しているのだと思う。


勝者になることよりも、
勝者であり続けることの方が、
何倍も難しいと思うが、
危機感を持続するDNAを継承するトヨタであれば
それは可能なのかもしれない。


『失敗する会議7つの法則』 ~その7~

『失敗する会議7つの法則』

その7: 会議の終了時刻は、誰にもわからない


これは、
”その1:決まって開始時間が遅れる”
と同じで、時間に対するけじめが
組織に欠如している現れであるあると思う。


人材不足による慢性的な残業が問題となる中、
限られた時間で結論を見つける習慣を、
私は自分の周囲に浸透させたいと思う。


これまで7回にわたり書いてきた
「失敗する会議の法則」は、
この逆をすれば必ず会議が成功する
というものではない。


しかし、
ここで取り上げた観点を改善すれば、
必ず組織がよい方向に向かうと思う。


ここでいう「会議」というのは、
組織の状態を表すバロメーターの一つであって、
「会議」の運営を通して、
組織の課題点が見えるのだと思う。


わかっていても「できない」理由は、
たくさんあると思う。


しかし、
できない理由を口に出さずに、
改善を積み重ねていくことが、
本当の改革だと思う。





『失敗する会議7つの法則』 ~その6~

『失敗する会議7つの法則』
その6: 会議終了後、何をしたらよいのかわからない


まかせたつもりが、
伝わっていないとか、
次回報告してもらうはずだったのに、
担当者はそう思っていなかった、
などの経験ってないでしょうか。


こういう時って、
「誰がいつまでに何をするのか」が、
あやふやなままになっているんですよね。


「誰がいつまでに何をするのか」


当たり前の様で、
毎回これをはっきりさせるのは、
意外と難しいことだと思います。


会議終了時におさらいとして、
宿題事項の期限と担当を明確にする。


今日の会議で、
何が決まって、何が課題なのかを、
会議終了時に改めて共有する事は、
地味な割に、効果の高い行動だと思います。


「誰がいつまでに何をするのか」を
具体的に把握するよう心掛けようと思う。

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