興味深い記事です。
現状では半年に1回の経過観察が限界と考える肝臓専門医が多いと思いますが、フィブロスキャンを併用すれば、肝硬度の改善具合に応じて経過観察の間隔を調整することが可能になります。
C型肝炎ウイルスを治療によって駆除すれば肝線維化も改善し、発癌率が低下してくるので、フィブロスキャン値がかなり低く肝線維化が著明に改善している症例においては1年に1回の検査としております。
逆にフィブロスキャン値がいまだに高い症例では3か月に1回は画像診断をするというように症例ごとにテイラーメードの検査間隔を設定することができます。
私は3か月に1回です。