小鹿野町河原沢に伝わった、素朴でほのぼのとした祭りです。
「オヒナゲエ」
月遅れのひな祭りで、主役は子どもたち。おひな様におかゆを供え、その前でおかゆなんかを食べるというものです。子どもたちが野外で炊飯し、一緒に食べる、昔の野遊びの風習を伝えている、といわれます。
国の選択無形民俗文化財になってます。
河原沢地区は赤平川に沿った山間にいくつかの集落があります。その中でも群馬県に近い日向地区で伝承されてます。河原には前日、川原石を並べてほぼ円形の大きな囲いが作られました。

右上に国道299号が走ってます。
お内裏様が川原石の上にまつられました。


大鍋に作ったおかゆをお内裏様に供えるため女の子が盛り分けます。
県内外から大勢のカメラ持ちの人が来ます。中には性格がイマイチのビデオのおっさんも(苦笑)

菜の花やつぼみが膨らんだ桃の花で飾られ、菱餅とおかゆ、味噌汁が供えられました。

おかゆやお菓子を食べ楽しい語らい

おかゆとともに作られた味噌汁は油揚げがたっぷり。年長の女の子が盛り分けます。
集まったのは小学生までの30人。以前は男女別々の座敷が作られたものです。師匠健在の時にはカメラを持った人はまれでした。
お内裏様が見つめる中、楽しい会食が続きます。
帰ろうとしたら知人が「お土産ね」と紙袋を手渡しました。そう、恒例の切り餅セットです。大滝育ちの奥さんと一緒にこの日に合わせて作ります。実は、これが楽しみでもあります。

アワ、キビ、トチ、ヨモギ
ごちそうさまぁ!