色々な人に「ナゼ起業したの?」と良く聞かれるので整理してみた。

■幼少期

元々祖父が割と破天荒な人生を歩んでいて、それに憧れていた。
将来は何かで偉くなりたいなと思ったのはこの頃。

それもあって、中学校受験して良い学校に入れた。

■高校~大学

とにかくリーダーになりたかった。
けど、この頃は副リーダーくらいがちょうど良くて心地よかった。

高校の同期は日本最高学府にストレートで入って、
就職先は官僚か大企業に入るか、手に職系で医師/弁護士/公認会計士になってた。

一方僕は浪人して、圧勝するためには会社作るしかないかなと漠然と思ってた。

■就職後

まず、会社を作るには仕事をある程度回せるようにせねばと考え、
早い段階で責任ある仕事を押しつけてくれそうなベンチャーに行こうと思った。

もちろん、早くビジネスを学びたいと思うのと同時に、
仲間を見つけられたらめっけもんだな、くらいに思ってた。

長くとも3年でやめて起業しようと思ってたらきっちり3年で会社辞めて会社作ってた。




まとめると、

源泉:祖父の影響
動機:中高同期に勝ちたかった
機会:ベンチャーで仲間を見つけた

ってことですね。

色々な人に会って、その辺の話を聞くと結構面白いので、
今度まとめてみようかな。
今朝、メールを開いたらびっくりした。

ここからメールが来たんですが、

http://qrunch.jp/



正直びっくりしました。

全然ちゃうやん。

昨今、国内での起業ブームが盛り上がってますが、
何かちょっと悪い方向に進んでないかなと日々感じます。

とにかくサービスを拡大しようと焦るのは分かりますが、
ユーザーをちょっと軽視しすぎてないかなと。

先行で事前登録した人たちは少なからず労力が掛かっていて、
しかも、少なからず期待してくれていたのに全く違うサービスとは。

ピボットは決して悪いことでは無いと思います。

だけど、もう少しユーザーを見る風習が業界全体に広がらないと、
このブームも2012年で終焉を迎えてしまうのかなと。
12月に入り、新卒の就職活動が本格化してきているのだけど、
随分と活動しやすくなったなぁと思う。

活動しやすいと言っているのは、内定を貰いやすいとかではなく、
目標を持って活動しやすくなったという意味です。


僕らが就職活動していたのは今から数年前。

その頃の人気企業と言えば、外資金融、コンサル、商社、マスコミ、広告代理店などのの高給企業。
それに加えて安定感のあるメガバンクや大手製造メーカーなどなど。

正直言って、どうすれば入れるのかも、どんな仕事なのかも分からず、
みんな一斉に同じ企業を目指し、そのプラチナチケットを手に入れられるのはほんの一部の高学歴優秀層のみ。

しかも、その優秀層と言われる人たちもどんな能力が高いのか定量的に評価できず、
何となく仕事ができそうな人が人事の評価で内定をもらう。

学歴がそこそこ無いと面接を受けることもできない。


そんな状況から数年。

リーマンショック以降、国内経済は縮小の一途を辿り、
外資金融は国外に市場を求め、コンサルは経費削減で仕事が減り、
マスコミや広告代理店は広告費削減で苦しい状況。

そんな中、今の優秀層がどこを目指しているかと言えば、
GREEやDeNA、サイバーなどの勢いのあるIT系企業。

なぜか?

それは、高給だから。

ビックリするぐらいの給与を提示されるから。

では、どうすれば入れるのか。

単純な話で、エンジニアとして腕を磨けば良い。

何かアプリでも作ってプレゼンすれば良い。

そこには学歴なんて必要無い。
学生時代のサークルの代表とかどうでも良い肩書きもいらない。
コミュニケーション能力もあんまりいらない。

ただ、プロダクトを作って見せる。それだけ。


やるべきことが分かりやすい時代になったなとしみじみ。


5年で企業も就職活動も随分と変わりますね。

「東洋経済「新・企業力ランキング」がたった5年で激変!」
http://blogos.com/article/26732/