
【神田明神】
神田・日本橋・秋葉原・大手町・旧神田市場・築地魚市場など108ヶ所の総氏神である。現在は、神社本庁の別表神社となっている。また、東京十社の一社である。一ノ宮に大巳貴命(オオナムチノミコト:だいこく様)、二ノ宮に少彦名命(スクナヒコナノミコト:えびす様)三ノ宮に平将門命(タイラノマサカドノミコト:まさかど様)の3柱を祀る。天平2年(730年)に出雲系の氏族が、大巳貴命を祖神として祀ったのが始まりで、その後平将門を相殿神とし祀られるようになった。神田祭は、江戸三大祭の一つである。当時は山車が中心であったが、明治になると電線の普及等により、山車の数が大幅に減少した。現在「神田囃子」は、無形文化財に指定されている。
神田明神を参拝し、元来た道を戻り、御茶ノ水駅を越えて坂を下り始めた右側に、ニコライ堂が、見えてくる。異国情緒たっぷりなロシアの宮殿のようなたたずまいである。

【ニコライ堂】
正式名称は、東京復活大聖堂という。日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭、聖ニコライにちなむ。緑青を纏った高さ35mのドーム屋根が特徴であり、日本で初めてにして最大級の本格的なビザンティン様式の教会建築といわれる。1891年に竣工した。(国の重要文化財)
ニコライ堂を過ぎ、まっすぐ坂を下り、小川町の交叉点の50m程手前右側に、ビルにはさまれた小さなお店が見つかる。入口上の看板に「笹巻けぬきすし」とある。ここは、元禄15年に創業されためずらしい寿司屋さんである。ひかりものの魚の小骨を毛抜きで抜き、酢で漬け、ご飯を巻き、さらに笹で巻いた寿司である。ここで昼食をいただくことにする。
のれんをくぐり中に入ると、五坪程のお店である。正面にカウンターがあり、右に待合用の椅子が置いてある。左側に8人ほど座れるテーブルと椅子があり、片隅に座って注文をしてみた。しばらくすると、皿に七個のった笹巻けぬきすしと潮汁が並べられた。笹を外し、一つを口に運ぶ、ぷーんとお酢の香りが鼻をよぎる。ちょっとお酢がきついが、ご飯との相性もよく、潮汁が口の中を程よく調和させて、おいしくいただけました。
【メニュー】
一人前(五ケ)潮汁付 1,200円
一人前(七ケ)潮汁付 1,620円
五ケ入折詰め 1,050円
七ケ入折詰め 1,575円
十ケ入折詰め 2,047円
お腹も満たされ、店を出て小川町の交叉点を右に曲がると靖国通りに出る。そこは、たくさんのスポーツ用品店が建ち並ぶ。冬はスキー・スノボーが店先に並び、夏場はサーフボード・サッカー・野球・ランニング・自転車等盛り沢山だ。ミズノ・ヴィクトリア・ムラサキスポーツなどの大型店から小さなお店まで目でも満足させてくれる。駿河台下の交叉点を過ぎる辺りから、神田の古書店街だ。三省堂の大きなビルが目に入る。ここの書店は、靖国通りの南側に集まっている。北向きのお店だ。これは、店頭の本が日に焼けないために、北向きなんだそうだ。何軒かお店を覗いてみると、文庫本一冊100円から売っている。もちろん、店の奥には何十万円もする古書も売られていた。
【神田古書店街】
明治10年代に、この地域に相次いで創立された法律学校の学生を当て込んで、古書店や法律書店が次々に出来たのがその始まりといわれ、130年の歴史を持つ。
神保町の交叉点まできたので、ここで折り返すことにする。靖国通りの一本南側の路地を引き返すと、まるで昭和初期に戻ったような店構えの喫茶店「さぼうる」がある。歩き疲れたせいもあるが、このお店に入らずにはいられない惹きつける魅力がある。気が付くと、薄暗い店内の中二階のテーブルに案内され、コーヒーを注文。床は板張り、天井は梁が縦て横に。お客も引切り無しに途切れない。店先で、80代のオーナーと思われる老人が、しきりと従業員に目配 せ・気配せを行い、常連さんにあいさつしている。なぜか、このお店は落ち着く。

【メニュー】
コーヒー 400円
アイスコーヒー 430円
アメリカンコーヒー 430円
カフェオレ 450円
紅茶 400円
ミルク 400円
ココア 450円
ミックスサンド 600円
ピザトースト 700円
チーズドッグ 300円
「さぼうる」を出て、すずらん通りを引き返す。この通りは車も少なく、歩きやすい。左右に、書店・飲食店・画材店等が建ち並ぶ。そろそろ、日も傾いてきたので御茶ノ水駅方向へ向います。駿河台下の交叉点まで戻り、右折をして寄り道をして帰ります。交叉点から四、五件目の右側に、御菓子処の「さヽま」で松葉最中を土産に買って帰ることにしました。ここの松葉最中は、甘さ控えめで品のある味で美味しいです。のれんをくぐると五坪程の広さで、ウインドケースの中には上品な和菓子が並んで います。そんな和菓子を飛び越えて、松葉最中の12個入を購入。注文している間にも、次々にお客さんが入って来ました。年齢的には、中高年でした。最中の菓子折りを持って店を出て、駿河台下の交叉点を御茶ノ水方向に上って行きました。左側に明治大学のリバティータワー見上げながら(この坂は、ちょっときついかも?)御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口より最中をぶら下げ帰途につきました。

【メニュー】
松葉最中 1ヶ 125円
松葉最中(進物用) 6ヶ入 870円
〃 8ヶ入 1,140円
〃 12ヶ入 1,650円
〃 16ヶ入 2,170円
〃 24ヶ入 3,190円
〃 30ヶ入 3,960円
〃 40ヶ入 5,240円
本練羊羹 1棹 1,800円
〃(進物) 2棹入 3,770円
〃(進物) 3棹入 5,650円
和生菓子 1ヶ 315円
〃(進物) 2ヶ入 750円
〃(進物) 3ヶ入 1,065円
〃(進物) 4ヶ入 1,400円
〃(進物) 6ヶ入 2,040円
