短歌三十一音ただ中に憩ふ
短歌の本でついに部屋が溢れ、散逸する前の備忘録を兼ねてあれこれと。
浅草寺いらかのみゆる街空にときをり観覧車の色彩めぐるかりそめに病みて今日来ぬ友のことわが思ふとき人の言ひいづゆく春の季(とき)のすがしさ醍醐寺の縁にをりをり樫の葉が散る