バイデン大統領が先日のトランプとのテレビ討論会での演説で、年齢を
感じさせる姿を露出したことから、民主党では、4か月後の選挙では勝
てない様相を呈して来た。トランプが其の後、暗殺のトラブルに至り、
なおさら共和党の政権へなる予想となってきている。これがなされれば、
世界の状況は一変していくであろう。ウクライナの状況を戦争が起こった
頃の戦術をみると、ロシアが大量の戦車と軍隊を要してウクライナの各地
を襲ったが、欧米からの支援を受けてのウクライナ側からの反撃で1週間
で全土を掌握すると言う予想が水の泡となっり、その後は、膠着状態が
続いている。戦術としては、ミサイルによる長距離爆弾をセルターで
防御し、地上からは防御兵器で打ち落とす手段を講じている。しかし、
つい最近の、新聞で知ったが、ウクライナでは、反撃として、AI技術を
要したドローンによる兵器を開発しており、秋頃には、地上からの誘導
なくでも、敵の兵器をこの新型兵器が自身で見つけ襲撃するらしい。
これは、まさに人間が持つ判断力を兵器自身が身に着けて戦う方法と
なることだ。このような戦争となることが、今後の戦争にも取り入れら
れるようになれば、従来の軍隊を大勢要して、戦う方法は、消滅して、
技術力の競争による戦いとなるであろうか。ドローン攻撃を防止する
技術も含めて検討すべきか。日本も核兵器をもたないのであれば、
防衛抑止力からもこのような新型兵器への技術を総力を挙げて
取り組むことが必要か。