久方ぶりにこんにちは!!気が向いたので書いてみようかと。
先日、私の大好きな実況者さんである「幕末志士」の坂本さんが活動休止宣言を出しまして、悲しみに暮れる日々を過ごしていたのですが、先程「休止期間は二週間です」との情報が流れてきて、流石の詐欺師っぷりに、長年ファンをやってきている私も脱帽です。
とは言えほんとにほんと〜〜うに嬉しいです。私の元気の源、まだ枯れないで頂きたい。
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「マウンティング」なるものをご存知であろうか。
それは、相手とのやり取りを通して、自分の優位性を主張する行為である。
なんだか最近、テレビ番組などでも「ママ友のマウンティング」やらなんやら、各所で取り上げられ、あれこれ議論されているような気がする。
かく言う私も
私の母親が、女性のなんやかんや(詳しい内容は忘れた)を扱ったテレビ番組を見て、
「女って面倒臭いわ〜」
とボヤいていた、のを聞いた私は
「そうボヤいているあなた自身も女であって、女であるあなたが、あたかも第三者のようにそれを言うのは、『私はそんな凡庸な女ではなく、一線を画している』というマウンティングなのでは?」
と考えてしまった。
このように私も、母親然りあらゆる人、果ては自分自身に対しても、言葉の裏に含有されているマウンティングを探してしまいがちである。
「インスタ映えわかんない〜」(流行りのものには疎いぞ、そんな興味ないんだよ、というマウンティング)とか「小説大好き〜」(純文学が好きというマイナー趣味を私は持っているよ、というマウンティング)(これ私)とか「友だち少ないからな〜」(本当に仲がいい友達が数人いればいい、と仄めかすことによるマウンティング)とか。
しかし、また、私がこのようなことを書いているのもマウンティングなのである。(皆の言葉の裏に隠されたマウンティングに敏感に考えちゃうような、思慮深い人間なんだよ、というマウンティング)
いるよね、こういう「自分は全部分かっちゃってるんで!」みたいな。私です。
【例】「『私ってブスだから』って言う人って『そんなことないよ!』って否定されるのが分かってて言ってるよね〜」(私は全部わかってますよ、というマウンティング)
そう、マウンティングを議題に挙げて「マウンティング腹立つ〜こういう所が嫌だ〜」みたいな文句を言ってる君もある種のマウンティングをしているのだ!私からすると!
そしてそんな文句に対して「君もマウンティングをしている!」と警鐘を鳴らす私も、文句を言う人に対してのある種マウンティングをしている、
堂々巡りである。考えるだけ無駄だ。
更にひとつここで言っておきたいのは、私が感知してしまうマウンティングは、あくまで「私が勝手に感知しているマウンティング」であって、仮に相手や自分自身が決してマウンティングのつもりで発言したことでなくても、発言内容によってはそう捉えてしまうのだ。
つまり、そのマウンティング行為が故意であっても、そうでなくても、あまり関係はないのだ。
このようにややこしきマウンティングに対して、私は考える。
おそらく皆、ずっと敏感にマウンティングを察知しながらも、円滑に全てが回るために我慢して、たまに自分も意図するしない関係なく、マウンティングくさいこと言ってしまって、敏感な相手に察知されて、みたいなことをずっとやっているのだろう。
そうして皆マウンティングを我慢している中で、そうして今も世界はマウンティングに溢れながら回っているのである。
どんな人だって故意でも故意でなくても、マウンティングをしてしまっていている。そして多分、私たちはお互い文句を言いあっているのだ。
馬鹿だな。
まあ、こう言って「文句を言うのはやめよう!」と割り切れるほどの議題ならここまで取り上げられないんだけどね。
そこまで腹立つこともないんじゃないかな、ってだけ。以上。