こんにちは〜

オーストラリアでワーホリ中のタニです。

 

僕は今シドニーから電車で6時間程の田舎街 Tamworth  という所にいます。

 

 

なぜわざわざそんな田舎町にいるのかって?

気になる所ですよね。笑

 

その理由は ミートファクトリーで荒稼ぎするためです!!

 

(僕の頭の中はこんな感じ)

 

 

実は前から気になっていたミートファクトリー。

 

仕事はハードだけど給料が良くて稼げる。

ポジションによってはグロテスクな仕事。

日本人が働いてない。

 

という話を友人やネットでたくさん聞いたり見たりしてきました。

 

そこで今回実際に自分が働いてみてミートファクトリーはこんな所だった。こういう人が向いてると思う。

といった自分が思ったことを書いていこうと思います。

 

これからワーホリに行こうと考えている人や、ミートファクトリーでセカンドVISAを取ろうと考えている方の参考になればと思います。

 

ミートファクトリーの求人の探し方

 

僕は日豪プレスでここの羊肉工場の求人を見つけ、連絡を取るとすぐに、いつ来れますか?という返事がきました。

 

一見簡単そうに見えますが、実際ミートファクトリーの求人は他の仕事と比べて求人少ないですし、運だと思います。

 

僕もここの工場を見つけるまで何個もの工場に履歴書を送っては無視されるというのを繰り返してました。

 

ただ他にもGumtree チアーズといった求人サイトもあり、どれも毎日更新されるので常にチェックすることをお勧めします。

 

英語が得意な方は英語版求人サイトJora Agri Labourなどもあります。

 

あとは台湾人や韓国人の友達から工場の情報をもらう事ですね。

 

実際にミートファクトリーで働く日本人は少数なので、日本のコミュニティーではそういった情報も周りずらいと思います。

 

台湾人の友達曰く、彼らは出稼ぎにきてる人が多く、給料のいいファクトリージョブの情報がたくさんFacebookなどのコミュニティーサイトで頻繁にシェアされてるらしいです。

 

彼らとはゲストハウスとかファームでも会う機会があると思うので、思い切って話しかけて見るのもありだと思います。

 

 

採用までの流れ

 

ミートファクトリーで働く前には必ずと言っていいほどWaiting(ウェイティング)があります。

それは何かというと、ポジションの空きが出るまで待っていてください。ということ。

 

僕の場合2日間だけでした。

工場で知り合った台湾人の女の子は2ヶ月待ったと言っていました。

 

本当にタイミングと運だと思います。基本1,2週間で仕事をもらえると思います。

もし自分が2ヶ月も待つことになったら、間違いなくそうなる前に違う仕事を探しに行くと思いますけど。笑

 

ウェイティングが終わり工場で正式に働くことが決まったら、Q Feverという注射を打たなければいけません。

*オーストラリアの肉工場で働くには必ずこの注射を打たなければいけません。

 

市内の大きい病院でも受けれるみたいですが、自分は工場で打ちました。

注射代は自費で223ドルでした。意外と高い。。

 

ちなみに自分の同期は、台湾人15人、韓国人2人、日本人の僕といった感じで、やっぱり圧倒的に台湾人が多かったです。

 

ポジション

ポジションは主に3つに分かれています。*工場によって多少異なると思います。

 

 

1.スローターフロア

 

このポジションは簡単に言えば羊を殺す場所
 
生きてる羊の首をマシンで掴み動けない状態にして、人がナイフで首を切っていきます。
 
その後は皮を剥いだり、内臓を取り出したりと多分一番大変でグロテスク的なポジションだと思います。
 

2.ボーニングルーム

殺された羊の骨を抜く場所。 


機械やナイフを使っていくつかの部位ごとに、骨と分けていきます。

 

骨を抜いた後パッキングもします。

 

部屋の中は寒いです。体感5度ぐらい。

 

3.ナイトクリーナー

その名の通り夜の工場内の掃除。
 
でかいホースを使って強力な水で床などの汚れなどを落としていきます。
 

どうやってポジションは決まるの?

 

新人の配属する場所や、日勤・夜勤などのポジションは全てマネージャーが決めます。

 

初出勤の時に同期の男全員背の順に並ばされました。

最初に身長の大きい2人が連れて行かれその後マネージャーが 力持ちのやつは誰だ〜?と質問してきて、誰も手をあげずにいるとちょっとガタイのいい台湾人の男の子が強制的に連れていかれました。

 

ちなみに身長が大きいからと強制的に連れていかれた2人は初日で辞めていきました。

 

その2人はスローターフロアだったみたいです。。

 

 

勤務時間と給料

月曜日から金曜日まで土日は休み。

 

日勤は4:30〜13:30

夜勤は16:30〜1:30

どちらも8時間労働・休憩が1時間。

 

夜勤は夜勤手当がつくので日勤よりも少し時給が高いといった感じです。

勿論残業手当もつきます。

 

ちなみに僕はBorning room(ボーニングルーム)の夜勤として働いています。

時給は26.5ドルです。

 

でもなんだかんだ色々引かれて結局週の手取りは900ドルぐらい。

 

どういったところに住んでるの?

 

僕は台湾人6人とシェアハウスしています。

 

 

皆優しいし、皆綺麗好きなので家自体はすごく綺麗でいい感じです。

自分は同期の台湾人の友達とルームシェアしています。

 

水回りとリビングキッチンは家全体でシェアといった感じで、週に120ドル。

 

Wifi付き。食器や料理道具なども全部揃っています。

 

実際文句なしです。

 

家の周りの様子。何もない。笑

 

 

 

実際どんな感じで仕事してるの?

僕は基本ボーニングルームでパッキング作業してます。

 
パッキングとか余裕じゃんって思って舐めてましたが、実際は本当にきついです。
 
女性は基本小さい肉をパッキングしていますが、男はゴリゴリの肉です。
 
1つ10kgぐらいの重さの肉を一日無限にパッキングしていきます。
 
スーパーバイザーのオージーが数人部屋の中をぐるぐる周りながら監視しているので、ミスをしたりちゃんと働いていないと オイ!って怒鳴られます。
 
たまに人が足りていない場所にヘルプで入ったりもします。
ダンボールの箱を作ったり・小さい肉の仕分けだったり。どれも単純作業です。
 
一番僕にとってきつい事は、作業中会話ができない事です。
 
淡々と自分達の仕事をこなしていき、決められた時間に休憩。退勤。帰って寝る。この繰り返しです。まるでロボット。。
 
作業中は防音ヘッドホンをつけなければいけなので、尚更話ずらいです。笑
 
日本で派遣の仕事をしたことがある人ならイメージしやすいと思います、あの単純作業を永遠とやって行く感じです。
 

働いている人の国籍は?日本人はいるの?

 
ざっくりだと、台湾・フィリピン・韓国がほとんどです。
 
全体で1000人くらい働いていますが、日本人は5人くらいしかいないです。
 

国籍ごとのグループができているので、休憩中もグループごとに固まっています。

 

自分は台湾人の同期達のグループにいつも混ざってます。

 

 

どんな人が向いてるの?

単純作業が好きでお金を貯めたい人にはオススメです。
 
逆に英語環境で働きたいからミートファクトリーで働きたいって思っている人は、失敗すると思います。
 
実際英語を使う時なんて滅多にないし、工場で働いてる人達の中で英語が得意な人は少ないのが現実です。
 

メリット

 
・お金が貯まる
 
・田舎だから、遊ぶことにお金を使わずに済む
 
・外国の友達ができる
 
・3ヶ月働くとセカンドビザが取れる
 

デメリット

 
・英語を使う機会が少ない
 
・田舎
 
・仕事がきつい
 
 

最後に

 
長いのに最後まで読んでいただきありがとうございます。
 
実際に念願のミートファクトリーで働いてみて思うことがたくさんあります。
 
このままの環境でいいのかとか、もっと英語を使いたいなとかとか。
 
それでも仕事見つけるのは大変なのは知っているので、ズルズル続けている感じです。。
 
これからミートファクトリーで働く人やワーホリする人、お互い頑張りましょう!!
 
僕も引き続き頑張りまーす。 それではまた次回!