先日、『こんな夜更けにバナナかよ』っていう映画を地上波でやっていました。

それを観ながら、以前聞いた話を思い出しました。

障がい者施設で働いていた青年が、ある人にこんな相談をしたそうです。

『施設利用者に食べ方等を教えても、全然うまく出来なくてイライラする』

その人は青年に対し、こんな感じで答えたそうです。

『魂は、何度も何度も生まれ変わって、何世代もかけて成長していくもので、重度の障がいのある子は魂の最終段階。その子自身、極めて神様に近い凄い子であり、その母親も同じく凄い母親なんだから、そう思って接してみるといい』

青年はそれまで、自分は我慢してこの職場に勤めているんだと思っていたのですが、この話を聞いてから視点が変わり、障がいを持った方々は、介護が未熟な自分に対して、文句も言わずにずーっと我慢し続けていてくれたんだと気づいたそうです。

ウチもずーっとガマンして世話させてやってるんやで

そこを分かって欲しいもんやわホンマ