『家庭画報』× TRAIN SUITE四季島<「知」を磨く冬の東北特別ツアー>

は、無事に二泊三日の旅を終えて上野に到着したそうです。

 

 

 

 

 このたびは大人気で、抽選で何倍もの倍率となったとうかがっています。

その中から席を得られた32名の皆さまを、私は一関の世嬉の一酒造の酒蔵でお迎えし、東北、酒、文学のテーマでお話をさせていただきました。

 

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 こちらの酒造は今年で創業100年ですが、明治期には熊文という名前の酒造会社で、文学好きの息子さんがおり、家庭教師として島崎藤村が住んでいた歴史もあります。また昭和になってからは、中学時代の井上ひさしさんが住んで、映画館の切符切りのアルバイトをしていた、など不思議なほど文学に所縁のあるところですね。

 

 上は敷地内にある藤村の詩碑。

 

 ああ 

 自分のやうなものでも

 どうかして生きたい

 

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 酒蔵には、新酒ができたよーの合図の酒林と呼ばれる杉玉が、まだ青々とぶら下がっていました。

 

 四季島ツアーの幸運な皆さまに囲まれて、お話したり、一緒に利き酒や、つきたてのお餅の餅膳をいただいたり、私まで心豊かな一年の始まりになりました。

 

 

 

 友人がプレゼントしてくれた四季島のミニチュアです。

 時々、机の上で動かして遊んでいます。

 

 皆さま、今年もよろしくお願いいたします。

 

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