【「飛鳥・藤原の宮都」がついに国内推薦候補に】
昨日、「飛鳥・藤原の宮都」がついに国内推薦候補に選定されました。
これを機に、名称も「飛鳥藤原の宮都とその関連資産群」から「飛鳥・藤原の宮都」に変更されました。
2007年にユネスコの世界遺産暫定リストに登録されてから17年。ようやくここまでたどり着きました。
国内推薦は年間に1件のみですので、今年度は他の推薦候補が出てくることは考えにくく、大きな問題がない限り、国内推薦は実現できるのではないかと思っています。
今後、国内推薦が正式に決定されると、来年にはイコモス(ユネスコの諮問機関)の現地調査が予定されています。
そのため、地元としても機運を高めていく必要があります。
そして、令和8年の夏には、ユネスコの世界遺産委員会で世界遺産に登録されるかどうかの最終決定がなされます。
これまでの活動は、調査や整備、顕著な普遍的価値の確立など、研究機関や行政が主導するものが多かったですが、来年度にイコモスの現地調査が行われることを受け、いよいよ私たち地元の住民がさらに盛り上げていく段階に入ります。
地域全体が一丸となり、世界遺産登録の成功を目指していきましょう。