【地質調査は4カ所を予定】4月5日の栃木県市町長会議に向け国のとりくみを質しました①
今日から4回にわけ先週の環境委員会(3月21日)での質疑の要旨をご紹介します。
先週ご案内した速記録よりわかりやすく整理しました。
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○谷博之 放射性廃棄物の処理について質問する。各県における8,000bq/kgを超える廃棄物の一時保管量をみると、栃木県は13,727tと他県と比べ非常に多い。しかもその中で農林業系の副産物が8,844tと、宮城県の倍近くの保管量がある。 廃棄物処理の解決は、立案段階からの徹底した情報公開と住民参画が一番大事だと考える。四月五日に栃木県で市長町長会議が開催されるが、主催は環境省か。
○井上信治副大臣 谷委員には、地元栃木の指定廃棄物の件に関し様々御尽力いただいておりますことを感謝申し上げたい。市町村長会議は環境省の主催で、県や市町村長の御協力をいただいて開催する。
○谷博之 問題は会議の持ち方。何回ぐらい行い、どういう結論にいつごろ到達するつもりか。県外処理、県内分散処理、発生市町内での処理などの議論は許されるのか。もし分散処理や県外処理で意見がまとまってきた場合、政府はそれを検討する余地はあるのか。
○井上副大臣 地域の声を十分に聞き意見交換させていただきながら作業を進める。その中心が市町長会議。発生している県内で指定廃棄物を処分するのが基本的な方針。地域の幅広い御意見を伺いながら柔軟に対応させていただく。ただし県外処理は、現実的には非常に困難。
○谷博之 専門家会議は月一回数か月行い結論を出すとのことだが、市町長会議はいつ頃をめどに結論を出すのか。
○井上副大臣 地域のそれぞれの声を聞き丁寧にかつ迅速にと、難しいが、そのように進めていく。
○谷博之 今後の方針として予定されているボーリング調査の予算は何カ所分見込んでいるのか。市町長会議で意見がまとまらない場合、市町長の責任は。
○井上副大臣 専門家会議あるいは市町長会議のスケジュールも含めて御議論いただく。ボーリング調査は、平成25年度は各県において四か所候補地を調査し、その中で絞り込んだ一か所について更なる調査をする積算で予算を確保している。
○谷博之 県内11の市町で一時保管場所がひっ迫している。工程表を早く示すべき。
続きは明日掲載します。
NGO・NPOのみなさまへ:予算情報
例年全国から多数のNGO・NPO関係者にご出席いただいて
ありがとうございます。
今年は弾劾裁判と重なってしまい、顔を出せませんでしたが、
代理出席した秘書が配付資料を持ち帰りましたので、
下記ホーム-ページの活動報告ページにpdfでアップさせていただきました。
>谷ひろゆきのホームページ
各省庁の来年度予算(まだ審議中ですが)のうち、
NGO・NPOが申請できる事業の一覧及び概要です。
NGO・NPO関係者の方、ダウンロードしてご活用いただければ
幸いです。
【内部の写真公開】5年ぶりの弾劾裁判
今日、5年ぶりに開かれた裁判官弾劾裁判において、検事役となる訴追委員を務めました。
昨年、大阪府内を走る電車内で女性のスカートの中を盗撮して現行犯逮捕、罰金処分を受けた裁判官を罷免(懲戒免職に相当)することを弾劾裁判所に求めるという、極めて重大な役割です。
弾劾とは、「公務員の非行に対し、国会の訴追によって罷免または処罰する手続き」をいいます。クリントン大統領が上院による弾劾裁判を受けた(無罪判決)ことは記憶に新しいところですが、わが国では裁判官と人事官のみが対象です。
今回は、罪を認めた本人が退官を願い出たのに対し、最高裁はこれを許さず、私たち衆参の国会議員からなる訴追委員会 に対し、罷免を請求してきたものです。今日まで訴追委員会において慎重に議論を行い、罷免を求めることを決めました。
罷免されると弁護士になる資格も失われるなど、本人だけでなく彼の家族全員の人生を大きく変えることとなり、重い仕事でした。
裁判は非公開、議事録も公開されません。秘書の傍聴も許されません。したがって審理の内容について私もこれ以上書けませんが、審理は今日一日で終わり、判決は4月10日に、やはり衆参の国会議員からなる弾劾裁判所 から言い渡されます。
昨秋まで法務副大臣の任にあった私としては、司法の権威を失墜させた破廉恥な犯罪は本当に許しがたいです。他方、不祥事があとを絶たない警察官など他の公務員との扱いの差についても考える機会となりました。
連合栃木の春闘総決起集会に参加
宇都宮市中心街のオリオンスクエアで。
1800人もの働く仲間が集まり、
賃金をはじめとする劣化した雇用・労働条件の
改善をめざし共に春闘を戦うことを誓いました。
http://www.jtuc-rengo.jp/tochigi/20130302shukai/
私からも「低下している賃金や労働条件を反撃し、
現状を打破していく第一歩が今年の春闘。皆さんの
力強い取り組みを期待します。努力する人たちが支え合って
ともに生きていく社会を作ることが民主党の原点。
働く仲間の皆さんと民主党が力を合わせて、働く者が
主人公という大きな意義を持った国をつくっていきましょう。
全国的に大変厳しい状況ですが、これまで国政で
培った経験を生かし戦い抜きます」
と挨拶させていただきました。
党大会
本日、東京マラソンのさなか、都内のホテルで民主党大会が開催されました。
地元での予定があって、どうしても出席できませんでしたが、下野新聞の取材には、
「もう一度政権を目指すために、参院選は反転攻勢に向けた重要な選挙。できる
限りの努力をしていきます」と答えました。゛(`ヘ´#)