くるまのお話
エネルギー業務の一端で働かせていただく身にとって、車でのエネルギー消費も気になります。8月2日の毎日新聞の余録に、1900年当時(117年前の明治22年)ニューヨーク・シカゴ・ボストンでは2,370台の車が走っていて、蒸気自動車1,170台(49%)、電気自動車800台(34%)、ガソリン車がわずか400台(17%)だったとの記事、蒸気や電気は出力調節が容易で発進や速度変更が簡単なのに?比べて、ガソリン車は変速ギアが必要で、機構が複雑、運転も難しかった。なかでも電気自動車は静かさや故障の少なさも良かったが・・・電池の性能が悪過ぎた。 何で電池の改良よりガソリン車の開発へ向かったのか?難問だからこそ挑む技術屋のチャレンジ精神ゆえだったのだろうとの記事・・・? 部品20,000を超える化石燃料車に対し、電気自動車は構造が簡単で部品が1,000程度、先月、車の電池は鉛→ニッケル水素→リチュームイオン→・・・全固体電池と変遷する?と書かせていただきましたが、トヨタとパナソニックが車の電動化は電池がカギとして全固体電池を共同開発し共同生産すると発表。車に限らず電池の発達はエネルギーの供給革命を起こすことになりますので注目し続けたいと想う昨今であります。 拝