お盆の海や川に
「がたろう」が出る⁉
〜丹後先人継承(1)〜
丹後人が「丹後の先人の知恵や伝統、言い伝えなどを継承していくため」に綴るブログです!
昔、祖母がお盆が近くなると、
「お盆の16日に海で泳いだら、
「がたろう」に足を引っ張られるで、
行ったらあかん」
と言われたものです。
「がたろう」って何?と祖母に問うも、
「がたろうはがたろうだ」とわからないまま…
でも、河童のような海坊主のような存在と私は思ってました。
丹後町の間人では、「がたろう」
丹後町の宇川の方では、「がぁーたろう」「がわたろう」
と言っていたそうです。
宇川は、川があるのでお盆の16日に川で遊んだら
「がわたろうに、お尻の穴から内臓を引き出されるぞ」とも言われたそうです。
なかには、本当に16日に川で遊んでいた子供が帰ってこなかったこともあったとか…
お盆は、先祖さまを供養する大事な儀式であります。
16日はご先祖さまを送る日。
また、お盆を境目に、本当に風、海、川、雲など一気に秋模様になります。
海は、一気にクラゲがでたり波がでてきます。
そんな季節の境目とご先祖さまが帰っていく日が相まって
「がたろう」に引っ張られるから危ないと、
架空の怖い生き物で子供たちに恐怖を覚えさせて
海や川に行かせないようにしていたのではないかと考えます。
先人の言うことは、間違ってないですからね
皆さんも「がたろう」に足を引っ張られないように
お盆以降の、海や川のレジャーを楽しんでください。(さゆりすと)
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