先々週ぐらいからパンジーの播種を始めています。

普通はお盆過ぎからはじめるのでしょうが、
10月中に開花させる為には、この位から播種が必要になっています。

世の中にはクーラーBOXで播種する人もいるみたいですが、
必要ありません。
クーラーBOXが必要ならばヘタなんでしょう。


☆播種準備
・冷蔵庫の野菜室に2週間位置き寒冷処置をする。
 個人的には必要無しとおもっています。

☆播種条件
・タネ蒔き後3~5時間に高温に合うとタネが休眠状態となって不発芽となる。
種まき直後に30℃を超えるようだと発芽は 極端に悪くなる。26℃以下が基準。夜に播種。

☆播種
・細かい土で2-3ミリ覆土をし灌水。
・発芽までは涼しい場所でヨシズ下管理に置き、毎日朝夕必ず観察。
・発芽までは1日1~2回、朝か夕方に静かに灌水します。
・セルトレイは地べたに置かずカゴの上に乗せる。風がセルの上下を通ることで熱が逃げやすい。

☆発芽後 (3~4日で発芽)
・気温が高く徒長しやすいので、発芽後は午前中のみ日光に当てて管理。
・灌水は午前中に行い、夕方からは肥土が乾き気味にして徒長を押さえる。
・徒長するときは一晩でする。家の中はむれるの不可。少し位の徒長は、深植えで対処する。
・双葉が完全に展開したら、週に1回液肥を灌水代わりに与える。濃度は1500倍程度の薄め。

☆ベンレート
・まき床に水分が多すぎる状態が続くと、立ち枯れ病を起こし易くなる為、ベンレート消毒。
・播種後の灌水時に水の代わりに、2000倍に溶いた溶液を与える。
・芽が出てから数回与えておくと可。

ということで
今の状態です。



今年は、実験的に自作した発芽器も併用しています


どの位、発芽率に差が出るか見ものです。
ちなみに、パンジーは「好光性」のため、不発芽でも4日目で取り出し
自然発芽させます。