ちょいと脱線ww
昨日書いたとおりワイパーの機構について。
ワイパーモーターASSYを分解すると画像の様にギヤに金属パターンが組み込まれていて、
電源からの接点端子が接触しています。いわいる『サーボ機構』です。
図1のように、通常動作時はVCC(電源)が直接モーターに流れ込みます。
ワイパーSWをOFFにすると
図2のように、ギヤのパターンを経由して、モーターへ電気が流れるように回路が切り替わりますます。
この状態は、ワイパーは下方へ戻る動作中まで継続します。
※ワイパーの上下運動はモーターを逆転させているわけではなく、
モーターとワイパー本体を繋ぐクランク機構にて上下させています。
さらに回転を続け、ワイパーが一番下まで下がる直前まで逝ったときに
図3のように、パターンが途切れる位置になるように組み込まれています。
すると、電源供給が途絶え、昨日書いたように、わずかな回転慣性があるため、
モーター内部に「逆起電力」が発生し、モーター自身がコンデンサーの役割をします。
まだ回転慣性続いている為、次の独立パターンまで到達します。
このパターンはGNDされているので、
当然モーターのGNDと繋がっているので、ショート状態になり『急制動』がかかるわけです。
訂正 昨日の回路図中のRL2のVCCとGNDの表記が逆転していました。
これではモーターの逆転が起こりません
追加 昨日の回路図中には手動上下SWが追加になっています。