ちょいと脱線ww

昨日書いたとおりワイパーの機構について。


ワイパーモーターASSYを分解すると画像の様にギヤに金属パターンが組み込まれていて、

電源からの接点端子が接触しています。いわいる『サーボ機構』です。 SH010028.jpg wapa.jpg

図1のように、通常動作時はVCC(電源)が直接モーターに流れ込みます。


ワイパーSWをOFFにすると

図2のように、ギヤのパターンを経由して、モーターへ電気が流れるように回路が切り替わりますます。

この状態は、ワイパーは下方へ戻る動作中まで継続します。

※ワイパーの上下運動はモーターを逆転させているわけではなく、

モーターとワイパー本体を繋ぐクランク機構にて上下させています。

さらに回転を続け、ワイパーが一番下まで下がる直前まで逝ったときに


図3のように、パターンが途切れる位置になるように組み込まれています。

すると、電源供給が途絶え、昨日書いたように、わずかな回転慣性があるため、

モーター内部に「逆起電力」が発生し、モーター自身がコンデンサーの役割をします。

まだ回転慣性続いている為、次の独立パターンまで到達します。

このパターンはGNDされているので

当然モーターのGNDと繋がっているので、ショート状態になり『急制動』がかかるわけです。


訂正 昨日の回路図中のRL2のVCCとGNDの表記が逆転していました。   

これではモーターの逆転が起こりません


追加 昨日の回路図中には手動上下SWが追加になっています。