誰のためのデザイン?増補•改訂版
D.A.ノーマン
こんにちは!
WEBデザイナーをしているYUMI-です。
デザインの基礎となる本の一冊として読んでみました。
ユーザー目線でのデザインで大切なことって何?に答えてくれる本でした。
あらすじ
工場にある機械加工設備、身近なものではキッチン家電などを例に、「誰のためのデザイン?」というテーマで本が書かれています。
グッときたポイント
人は失敗が起きたあと、「○○していれば、防げたに違いない」と思いがちである。
失敗や事故はいつもどおりの注意を払った上で、起きている事がほとんどです。
失敗や事故が起きると、本人は自分が悪いと思い、周囲は失敗した人を責めがちである。
誰かが失敗や事故を起こす前から、使うコツや気をつけるコトがあって、前々から事故が起きる予兆はあることがほとんどです。
ヒヤリハットの法則でもあるように1つの重大な事故の前には300件の「ドキっ」とした無事故が潜んでいます。
心理学の視点で事故や失敗は「ユーザー自身が悪い」とユーザーもデザイナーも思うものだそうです。
「デザインが悪い」ために、ユーザーが注意しながら使わなくてはならないモノが出来上がってしまったのが原因。
ユーザーがどんな動線で使うのか、という目線も大切にしていきたいです。
こんな人におすすめ
WEBデザインの中でもUI•UXやGUIを学びたい方におすすめです。
メーカーの設計者、生産技術者が現場が喜ぶ設計をしたいという方にもぜひ読んでもらいたいです。
