私がライターと兼業で行っている仕事に校正や校閲がある。
校正と校閲。似ているようでじつは結構違いがある。
校正は、文章自体に間違いがないかをチェックすること。
校閲は文章の「内容」に間違いがないかをチェックすること。
校正の仕事では「ここの記述が事実と異なっているな」と分かっても勝手に直してはいけない。
間違いかと思われる場所を見つけたら必ず作者にその意図を伺い、作者に修正してもらうのだ。
筆者が執筆した原稿と一字一句間違っていないかを確認する、というのが正しい校正なのである。
校閲の仕事は文章自体よりもその内容や語句が正しいかを判断しなくてはならない。
その文章の内容についての専門的な知識が必要とされるのだ。
物理学についての本だったら、法則に間違いはないか、計算は正しいかなどを一つ一つ確認していく。
校正も校閲も一冊の本を作り上げるためには欠かせない作業だ。
どちらも大切であり、どちらが欠けても質の良い本を作ることはできない。
今は校正の仕事よりも校閲の仕事に比重が傾いている。
主に理数系の実用書、高校教材などの校閲を担当している。
校正は細かいルールや経験が必要とされるので、ただいま修行中。
ちなみに現在の報酬は
校閲>>>>校正>>>>>>>>>>>>>>ライター
といった感じ。
目標は、不等号の向きを逆にすることなのだが、なかなか現実は厳しいのである。
