COGITO_ERGO_SUM
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祝福

終末の時は誰が為ぞあるか


黒鳥の声は啼けど鐘は鳴らず


終焉の安息を終息と言えど未だ在らざるが必定なり


誰が為の鐘はなく

ただ滅したきは己が身のみ





ただ殉じたきは己が意思のみ





ただ逆らえざるは己が性のみ





ただ贖えざるは己が運命のみ





故に





我あり

評は豹にして変じる

条の光は情になり錠になる


陽の風は庸になり妖になる


完成の石垣は感性に委ねられ慣性で帰結し


乾性の中に管制を敷かれ歓声を上げ


間もなく消えて閑静となる


言の葉は刃となり覇となり波となり


消死しえぬものが笑止の中で小士を称し


故に失笑に失症し失消する


逝く末を知らず

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