自宅購入は資産ではなく負債である。

私は強く、この主張を宣言する。
自宅は資産だとよく言われる。だが、いつまでたっても税金を払わせられる以上、自分のものにはならないのである。じゃあ誰の資産か。
それは政府と銀行である。
政府は税金を資産とする。固定資産税が主な内容だ。銀行は住宅ローン35年分が資産になる。ローンというのは借金なので金利がある。その分だけ余分に払う。これを家を建てた人から毎月いくらかずつ徴収する。徴収できなくなったら一旦土地その他を国に返し、残額も国に保留させる。

住宅ローンを払い終わっても修繕費を払い続ける。家を買った人は死ぬまで払い続ける。子に譲れば子に払わせ、孫に譲れば孫に払わせる。いつまでたっても誰かのものには永遠にならない。

しかし、考え方を少し変えれば誰かに払ってもらえる可能性もある。そうしない人があまりに勿体無くて、可哀想に思える。少し大きめに部屋数を増やして作れば自分一人だけで払わずに済むのに。

その場合、完全な"マイ"ホームではなくなるが。

繰り返して言う。

マイホームは人生最大の自己満足である。




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