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Don't think,Feel!!

日々の生活を徒然なるままに…

中脇初枝「世界の果てのこどもたち」を読む。

私は現在の日本作家には疎いので、この作家を知らなかったのだけど、CREAの読書特集号で紹介されていたので借りてみた。

戦時中に高知から満州に渡った珠子。そこで出会った朝鮮人の美子(ミジャ)と、日本から一時的にやってきた裕福な家庭の子茉莉。

こどもたちには何人かなんて関係なく、心に響く出来事で三人は仲良くなる。

だけど終戦を迎え、混乱のさなか珠子は中国人に売られ、日本人孤児でありながら中国人として育つ。茉莉は空襲で家族のほとんどを失い、施設で育つ。美子は戦中に家族で日本に来て、朝鮮に帰れず、在日としてときに差別をうけながら育つ。

それでも、三人の友情は続き、日本人孤児の肉親を捜す行政の政策によって、三人は再会を果たす。


簡単に書くとこんな感じなんだけど、途中の家族や知り合いが亡くなっていく描写が、今子どもを持つ親として、今の時代に生まれて(きっと私自身も)良かった・・とありきたりな感想しか出てこなくて。けっこう幼いこどもが亡くなるシーン多かったし。

読みながら時折となりで眠る、丸々と太った息子を見て、たまらなく愛おしく感じたり。

寒くなったら厚い服を着て、エアコンで温度調節して、泣いたらおっぱい飲めて、それが当たり前の時代はほんとはすごいことなんだなあと。

小説としての中身はどうか?と言われると、ちょっと重いかな、という感じもあるけれど、テーマがたくさんあるしね。どうしてもそういう重さになってしまうんだろう。

色々考えさせられる本でした。

ところで今日息子の爪切ってたら、指切っちゃって血が出てきてしまった・・・。

ばんそうこうデビューです(ノ_・。)

感覚が発達してないので、全然泣かないし起きなかったけど。

ごめんよー。