今日はまたちょっと風の冷たい日になっています。
でも着実に春は近づいていて、去年植え付けた水仙がキレイに咲いてくれました。
 
 
さて昨日の新聞でこんな記事を見つけました。
 
見出しは「100錠で今日も私は若返る」
 
ジョンソン氏は自分の身体を実験台にして、現在46歳の身体を18歳の頃へと若返らせ中だとのこと。
数十人の医療チームが、その実験を支えているのだそうですが、気になったのが「毎日100錠を超えるサプリメント」。
 
もちろん食事内容などの生活にも十分な配慮が行われているのですが、サプリを毎日100錠以上って。。
 
それで本当に老化が防げるのでしょうか。
 
実は私はサプリメントはほとんど摂りません。時々ビタミンCをのむくらいです。
それもタブレットではなく原沫です。
タブレットに含まれる基剤が必要ないからです。
 
そして薬もできるだけ飲みません。薬には副作用があるからです。
 
なぜそんなにサプリメントや薬を毛嫌いするのか。
 
それは、私のリンパドレナージュの師匠の田中智子先生に初めてお会いした時に言われたからです。
「サプリメントやお薬は何か摂ってますか?」
「いえ摂っていません。」
「嗚呼それならよかったです。」
 
その時はなぜそう尋ねられたのか、その理由はわかりませんでした。
 
ですが、今の仕事をするようになって、どうしてそのように先生が尋ねられたのかわかりました。
 
お客様をトリートメントしてゆきますと、ほとんどの場合身体の中から音がします。
リンパ液の流れる音です。
ゴボゴボと大きな音がすることもあります。
 
 
ですが、いくらやっても音が全くしない時があります。
流れている感じがしないのです。
 
そんな時はお客さまに尋ねてみます。
「何かサプリメントやお薬みたいなものを摂られてますか?」
 
ほぼ100%の確率で「はい」と言う答えが返ってきます。
 
そうなんです、サプリメントや薬が入っている身体は、反応が鈍いのです。
身体にいいと日常的に摂られている方も多いと思いますが、その理由から私はお勧めしません。
 
流れない身体は本来の身体ではないからです。
 
この記事の最後には、「魔法の薬」と注目された薬についても書かれていました。
この「魔法の薬」、糖尿病の人に向けて開発されたものですが、単なる「痩せ薬」として飲んでいる人がいます。
 
実際に私の知人のご夫婦が、この薬で劇的に痩せました。
食欲を減退させるこの薬で、すごい効果があったようです。
 
ですがこの薬には、副作用があります。
減退させるのは食欲だけではありませんでした。
この薬を飲んでいる20代女性は、買い物や、旅行などへの意欲も失われ「何のために生きているのかわからない」と言う状態になってしまったとこの記事の中で書かれています。
 
さらに海外では同種の薬で、自殺願望や自傷行為の増加が報告されたとのこと。
 
人間の身体はそんなに単純なものではありません。
昔のテレビに出てきたような、頭に油を刺して動くロボットとは違うのです。
 
そう言う視野が欠けている気がしてなりません。
このブライアン・ジョンソン氏の今後の経過を興味深く見守りたいです。