寂綾さんの暦ある暮らし

長月は「中秋の宴」

旧暦の八月十五日(九月十九日)の中秋の名月と呼ばれるこの日はなんと本当の満月
ここ三年は満月でしたが、いつも満月に当たる訳では無いそうです。
次の中秋の名月が満月に当たるのは八年後

こんな貴重な日に素晴らしいお料理と共にお月見をして参りました。

お月見の由来を伺いましたが、お月見は中秋の名月と共に翌月の後の名月の両方行うのが習わしで、どちらか一方だけ月見する事を「片見月」といって縁起の悪いものとされてきたそうです。
十月十七日のお月様も見なければ。。。
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今回の開催されたお部屋の窓から綺麗なまんまるお月様をすすき越しで拝見

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こちら、お団子を狙う うさちゃん(笑)

お団子かと思いきや、こちら和三盆のお干菓子なんです!
てっきり、素焼きの陶器かと。。。
お月見団子ってそんなに美味しいものでないですよね。。。
見た目もお味も良く、この小ささが可愛くって。。。我家の来年のお月見はこうしよう~


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今回のお料理も全て、寂綾さんの手作りです。
丸い器に丸づくし。。。お月見にはこういうイレギュラーも粋になります。

特別な事は何も。。。普段の事を器と盛りつけを変えているだけで。。。とおっしゃる寂綾さん
日常から丁寧に過ごしていらっしゃるのがわかります。
どれもお味が安定していて作り慣れてるというのが伝わってきます。

毎回お伺いする度、自分が毎日いろんな事に追われて大切な事をおざなりにしてきている事を
痛感致します。

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この会に参加できると言う事は、進歩の為の反省だと。。。
少しずつ、生活に取り入れ、心豊な女性になりたいと、
帰り道、ついてくるお月さんを眺めながら思いました。