おはようございます、こんにちは、こんばんは。。。
JASRACの愚業が甚だしいので書きます。
先日、音楽の著作権を管理している?JASRACがついに音楽教室にまでメスを入れると発表した。
正直、意味がわからない人も多いのではないか。
私の疑問
①どうやって平等に徴収する気なのか
②著作権のそもそもの目的は何か
③そもそもパクリとはなんなのか
以上の3つである。
まず、1つめのどうやって平等に徴収するのか、という点である。ここまで偉そうに管理するなら白黒はっきり全員徴収を徹底してほしい。しかし、NHKが国民のテレビの台数も管理できない世の中で、楽譜の枚数を管理できるとは到底思えない。
このままではNHKの二の舞だ。
きちんとシステムを構築してから徴収するのであれば納得できるが、どうも見切り発車のように見えて仕方ない。
2つめの著作権のそもそもの目的であるが、
これはいわゆる悪質なパクリを防ぐことなのではないか。
それなのに音楽を教える音楽教室から徴収することはそもそも筋が通らない。
3つめは2つめと関連するが、そもそもパクリとはなんなのか。
例えばDJという職業があるが、あれはパクリとも言えるし、パクリでないとも言える。さらに解像度を上げればドミソの音の流れを初めて使った人に対して、その後ドミソを使った人は全員パクリにならないか。ならないならなぜか。ドの音を使ったらパクリだという議論もありえる。
ある程度成熟した現代においてオリジナルはありない。全てのものが先人のパクリなのである。そこにこれまで制約はあっただろうか。表現は制約を武器にする場合もあるが、法的制約、特に著作権は人々の表現を破壊しかねない核爆弾である。