・サートゥルナーリア

エピファ、リオンの弟で父がカナロア。NFがだいぶ大掛かりな支援をしているし失敗までは考えにくい。3000mはわからないけど1200m~2400mくらいまではいけそう。キンカメ系だしエピファよりはリオンに近くなるのかな。だとしたらダートもいけそう。気になるのは足元の弱さ。シーザリオの系統がみんなそうだから。父カナロアと相性が良いのはバクシンオー、フレンチデピュティ、トニービン、ボリクリ、ダンシングブレーヴなどで、特にNDの継続クロスを持てるフレンチ~クロフネのラインとは相性がよさそう(少しダート向きになりそうだけど)芝短距離はバクシンオー、中距離はディープやハーツなど、母馬によってさまざまなタイプの馬を出せる種牡馬になりそう。

 

POGおすすめ

スプリングサンダーの22

 

 

 

母の父は先ほど相性がよさそうと記したクロフネ。母は1200m~1400mで5勝。ただ伯父に春天勝ちのスズカマンボが、半兄に中山金杯2着のスカーフェイスがおり、この馬の適距離はマイル~2000mくらいになりそう。芝ダ兼用でPOG期間後も長くタフに走れそう。シーザリオ牝系が足が脆いので特に怪我もせず30戦を走った丈夫な母の遺伝子が流れることでそこもカバーできそう。

 

エーデルヴェーグ

 

4分の3姉にブレイディヴェーグ、叔母にミッキークイーン。母父はディープで、同牝系のミッキーゴージャスとは母どうしが同血で父がキンカメ直仔なのでブレイディ共々ほぼ同じ配合。エピファニーも母どうしが同血と今ホットな牝系。

そこに女傑シーザリオの血をブチ込むことで血統内に名牝の血が沢山流れ込むロマンあふれる血統表に。これで飯食えるもんね

真面目な話、ミッキーゴージャスはPOG期間内に2勝。母もPOG期間内に勝ち上がっているので堅実にいきたい人は狙える馬。厩舎も悪くないと思っているよ。

 

・アドマイヤマーズ

POG期間内に必ずと言っていいほど活躍する種牡馬、それがダイワメジャー。今年もアスコリピチェーノやボンドガールが活躍しましたが、その代表産駒にして「3歳で香港マイル勝ち」「牡馬で唯一マイルのグランアレグリアに勝利した馬」などの実績を引っ提げて登場。期待値は父を上回っているといっていいでしょう。自身もPOG期間内に活躍しているのでそれをさらに伸ばせるような配合の馬が良いかと。2歳戦は短距離戦も多いので嵐猫、豪州の短距離系も相性が良いかも。父はブラッシンググルームとの配合がニックスだったのでそれが息子にも伝わっているとわかりやすくてなおよいと思います。

 

POGおすすめ

イルミナルの22

 

 

欠点はただ1つ「初仔」

逆にこれくらいしか欠点がない。ダメジャーと相性のいいブラッシンググルームにサンデーの3×4、母父もスピードのあるロードカナロア、祖母が早くから活躍し桜花賞で2着になったクルミナルと非のつけようがない。母も字面こそ未勝利馬だが2着3回と勝利まで一歩手前まで来ていて、むしろこういう繁殖からこそ名馬が生まれる感じもする。サイズにだけは気を付けて。

 

ブラックソンソルト

 

GⅠを3勝したラッキーライラックの4分の3妹。姉のライラックワインはデビューが遅れてしまい未勝利に終わったものの、それ以外の父サンデー系の兄姉はみんな勝ち上がっています。半兄のグランメテオール(父ダメジャー)はダート1800mで勝ち上がりましたが、本馬は牝馬なので、又、アドマイヤマーズ自体がダメジャーにマキャベリアンなどのJRAの芝に適性のある血を持っているので芝馬になる可能性は大きそうです。ただ、もしダート馬になってしまってもダート3冠路線もあるのでそちらでの活躍も見込めます。さっき登場したマキャベリアンはフィリーサイアーとして有名で、マキャベリアンが母父にいるヴィクトワールピサもフィリーサイアーでした。なのでマーズもフィリーサイアーになる可能性は十分にあり、それをメリットとするかデメリットとするかは意見の分かれるところですがことPOGにおいては牡馬を早々に切れるのでアリだと思っています。クロスも薄いミスプロのクロスのみで父と母の良いところを凝縮した、楽しみな馬になりそうです。

 

 

以上です。もう少しでダービーか・・・時が過ぎるのははやいのう・・・