「なぜ私ばかりこんなに辛いんだろう。。。」
気がつくとそんなことばかり考えるようになってしまっている。
2年前までは人生が楽しく、なにがあっても最終的には笑っていた気がする。
母が倒れてからは家事、弟妹の世話と全て私がするようになり
学校の勉強もありとてもじゃないが、高校生の私に耐えられるものではなかった。
それでも私は一生懸命、洗濯物、掃除、料理、勉強、看病
とそれなりにこなしてきたつもりだ。
周りには平気ですと笑顔で強がりながら、私は崩れそうな心で生きていた。
そんなある日。
いつものように母の病院に見舞いに行って、晩御飯の材料を買って
家路をたどっているといきなり
いつもとは違う初めての衝撃が頭に走った。
靴が降ってきたのだ。
私はわけがわからず、辺りをきょろきょろ見回していると
近くの公園で20歳そこそこの男2人がブランコに乗ってるのを見つけた。
その内の一人は靴を片方履いていなかった。
それを見つけてあぁなるほどと理解した。
つまりあの男2人は公園のブランコで靴飛ばしをして遊んでいたのだな。
いったいいくつなんだ。と
イライラしながら考えていると
片方の靴を履いていない方が恐る恐る
すいませんでした。お怪我はないですかと謝ってきた。
イライラは絶頂に達していたものの、私の「周りにいい顔をする」という
特殊技能が発揮され
全然大丈夫ですよ!
靴飛ばしするのもいいですが気をつけないとダメですよ的なことを
笑顔で言った。言えた。はず。
自分がどんな顔をしているかがもうわからない。
するとその男はいきなり
自己紹介をしてきた。
なんだこいつは。
まぁ一応名乗られたのでこちらも
自己紹介をした。
するとその男は黙ってモジモジしている。
きも。
「俺は里中 平次 よろしく」
気がつくともう一人の男が靴飛ばし野郎の後ろにいた。
こっそり現れやがって。
そいつにも自己紹介をすると
ベンチで少ししゃべろうということになった。
あぁめんどくさい。
帰って晩御飯作らないといけないのに。
しかし私はいい子。そういう気持ちは微塵と顔に出さない。出ない。多分。
なぜか自分の今の状況を語ってしまった。
おそらく誰かに聞いて欲しかったのだろう。哀れんで欲しかったのだろう。
それからくそ馴れ馴れしい平次のくだらない質問もいくつかあり
いよいよ晩御飯の時間が迫ってきた。帰ろう。
今の生活に疲れた自分に誰でもいいから支えが欲しかったのだろうか。
気がつくと自分から連絡先を聞いていた。
まぁ社交辞令みたいなものと自分に言い聞かせ、
こちらから連絡することはないだろうと思っていた。
そして2人のもとを去り、家を目指し自転車を走らせた。
私には5つ下の弟と7つ下の妹がいる。
弟は生意気で妹は泣き虫だ。
母が倒れるまではとても無邪気で可愛い弟妹だと思っていた。
母が倒れてからは何度手をあげそうになったかわからない。
改めて母の偉大さを実感した。
ちなみに父は私が中学生の時飲酒運転で壁に突っ込んで死んだ。
まじめな父がこの日だけは上司に無理やり飲まされたらしい、
父の葬式の後その上司が泣きながら土下座してきたのを今でも鮮明に
覚えている。
しかし母はその上司をまったく責めず
「生前はうちの旦那がお世話になりました。頭を御上げください」
とだけ言った。
自分の母だと心から感じた。
でもこんなときぐらい怒りに任せて怒鳴り散らしても誰も文句は
言わないだろう。
いや怒鳴られたほうがきっとこの上司も心が楽になったんじゃないかと思う。
逆にそれが狙いだったのだろうか?
この上司に一生忘れさせないためにわざと責めずに罪悪感をかかえて生きろという
意味が含まれていたのだろうか?
とてもじゃないがそんなことは聞けなかったが。
「お姉ちゃんお帰り!
お母さん元気だった?」
「まだ退院はできないけど近頃は体調がいいらしいわよ」
「そっか!早く退院できればいいなぁー
みんなで一緒にご飯食べたいね!」
「そうね」
「さっ今からご夕飯の支度するから真紀も手伝ってね!」
「えぇーー。真紀みたいテレビがあるのー」
真紀はそう言ってリビングのテレビを見だした。
クソガキが
「哲平はー?」
晩御飯の支度をしながら
テレビを見てる真紀の後姿に聞いた。
「知らなーい。自分の部屋でパソコンいじってるんじゃないの?
学校から帰ってきて一度も顔見てないよー」
「ふーん。その番組終わったらちょうどご飯もできるくらいだし
哲平呼んできてね」
「はーい。」
30分程で夕飯ができた。
「やっぱりお兄ちゃん部屋でパソコン見てたー」
「哲平。学校も行かずに毎日毎日何を見てるの?」
「・・・情弱のお前らなんかに説明してもわかるわけねーだろ。」ぶつぶつ
「あっそ。あんたの人生だからお姉ちゃんあんまり強くは言わないけど
高校ぐらい行かなきゃ人生狂っちゃうわよ。」
「黙れ。。。どうせ世界はもうすぐカオスの波に飲まれ
自分と他人の区別もつかないような世界になるんだよ。
ブルムタート様の指示に従ってればその世界で最上位の人間になれるんだ。」ぶつぶつ
・・・こいつの中二病やべぇだろ
「ごちそーさま。」
「どこ行くの?」
「自分の部屋に決まってんじゃん。こんなわけのわからないことばっかり言ってる
頭のおかしい人といたらこっちまでおかしくなっちゃうわよ。」
「くそびっちが」ぶつぶつ
「お前はブルムタート様にお願いしてカオスの世界でごみ虫にしてもらうからな」ぶつぶつ
「はいはい」
バタン
あー頭がおかしくなりそうだ。
父が死んでから徐々に崩れかけてきたこの家庭を
必死に立て直そうと頑張ってみたが私には無理なんだ。
毎日こんな憂鬱な気持ちになり気がつくと剃刀で自分の手首を切っている。
ただ死ぬ勇気なんかは毛頭なく、薄い切り傷が無数に残るだけだ。
しかし今日はいつもとは違い気がつくと
メールを打っていた。
「明人君。今なにしてるの?」
自分からは送るつもりは全くなかったのに。
ぶぶぶ
5分とたたずに返事が来た。
「今は自分の部屋で漫画呼んでます!」
オタクか?こいつは
気楽なもんだな。悩みなんか全くないような顔してたし。あんまり顔覚えてないけど。
「へぇーそうなんだー。
私漫画とかってあんまり読まないから今度オススメの漫画貸してほしいなぁ^^!」
可愛らしい、心で思っていることとは全く違うことをよくここまで言えるものだとほとほと
自分の性格に感心する。
ぶぶぶ
はえぇな
「いいですよ!福本伸行さんの漫画はどれもオススメです!
あの心理描写は確実にどの作品よりもずば抜けて面白いです!
特に好きなのはアカギと銀と金、それに映画にもなったカイジとかですね!」
なに熱く語ってんのこいつ?
ちょうきめぇんですけど。
「カイジは聞いたことあります!
でも漫画の話をすると明人さん人が変わったようになるんですね^^w」
ぶぶぶ
ちょっと遅くなってんじゃねーよ。気持ち悪がられてないかなとか
考えて慎重に送ってきたんだろどうせ。
そうですかなり気持ち悪がってます。
「やっぱりカイジは知名度高いですね!
さすが福本先生だなぁ!でも映画より原作の方が何倍も
面白いと思うんで是非呼んでみてください!
他にも天や零、黒澤さんに涯と面白い作品ばかりですよ!
よければ全部犯しするんで是非読んで下さい!
いろんな人に福本先生の良さをもっともっと知ってほしいんですよ!
絵が苦手って言う人もたくさんいるんですが、ずっと読んでると
あの絵も癖になってきてアカギなんかは
めちゃくちゃかっこよく見えますよ!
僕みたいに美心を可愛いと思えれば上級者の仲間入りです!」
おいおいおいおい
ちょっと待て。こいつ予想の斜め上を行き過ぎだろw
そして誤字がひでぇよwなんだよ犯しになるってwどんだけ興奮してんだよw
ここまで熱く語られたらきもいを通りこして逆に清清しいわ。
全く読む気なかったけど読んでみようって気になったわw
「ふふふw明人さんってクールに見えたけど熱い人だったんですねw
明日の夕方ごろに今日と同じ公園で会えますか?
もしよければそこにオススメの漫画持っていただけたらと思います^^」
ぶぶぶ
はや!最速!
「ぜっぜぜぜぜ是非!!!
明日の17時頃でいいですか?」
メールでどもるなよw
「いいですよw^^
「じゃあ明日楽しみにしてますね。おやすみなさい^^」
予想の遥か上を行くきもさだったw
・
・
・
あれ?私笑ってる。。。
いつ振りだろう、他人とのメールでこんなに時間を忘れて笑っていたのは。
しかも明日明人と会うのが少し楽しみになってる。
今日はグッスリ寝れそう。
眠い。。。
日差しが眩しく、遠くで朝特有の鳥の鳴き声が聞こえる。
つむじ風が吹いて冬の始まりを告げているような気がした。
基本朝に弱い俺がなぜこんな朝早くに外に出ているかと言うと、
そう。今日は2011年11月11日。
この日付だけでもおわかりの人もいるだろうが、わからない人のために皆まで説明させてもらおう。
1が6つ並んでいる。次に1が(というか数字が)6つ以上並ぶ日は暦の上では
100後の2111年11月11日までないのだ。
つまり簡単に言うと「奇跡の日」なのだ。
ただ100年後は1が7つ。超奇跡の日とでも言うのだろうか。
というか1000年前は1111年11月11日という1が8個も並ぶウルトラ奇跡の日ではないか!
きっと町をあげてのドンちゃん騒ぎがあっただろう。
まぁ生きていない1000年前や、100年後の話は実際どうでもいいのだが。
前おきが長くなったが俺が今いるのはパチンコ屋の駐車場だ。
この「奇跡の日」を存分に堪能するべく2人の悪友と朝早くから
パチンコ屋に来て入場抽選なるものを受けるべく、列に並んでいるところだ。
「それにしても眠いな」
悪友の一人 田辺 遊人(たなべ ゆうと)がタバコをふかしながら独り言のようにつぶやく。
こいつは名前からもわかるように、稀代の遊び人で色々な遊びを経験している。
だれもが「名前とリンクしすぎだろ。」と思っているに違いない。
特に自分が知った遊びで面白いと思うことは周りの友達を誘い、その道に溺れさせ嵌らせている。
本人には全く悪気はないが、そのせいで人生が多少狂ったやつも今まで大勢いる。
かくいう俺もこいつにパチンコというものを教わり、嵌ってしまい
楽しいがバイト代の半分は毎月つぎ込んでしまう有様だ。
ただこいつは変に人を見る目があり、遊びを勧める友達を無意識のうちに選んでいる。
例えば、俺にパチンコは勧めてきたがクラブ遊びなんかは全然誘ってこない。
そのことをそれとなく聞いたことがあるがこいつは当たり前のように
「あいつとパチンコ一緒にいっても面白くないだろ。」
と、まるで一緒に行った事があるかのような口調で言ってきた。
俺は「ふ~ん」とだけ言って流したが、心の中では不思議なやつだと心底感じた。
ちなみに見た目はまんま遊び人で身長は俺と同じ170くらい、
体型は以外に筋肉質だ。芸能人で言うとスマイルのウーウェイじゃない方に似ている。
「あっ抽選始まったみたいやな!」
もう一人の悪友 里中 平次 (さとなか へいじ)が声をあげた。
こいつは大阪出身のやつで大学に入ってから知り合った。
遊人と学食にいるときにいきなり頭にうどんをぶっかけてきたのがきっかけだ。
その時こいつは人の頭にうどんをぶっかけてきておいて
「これがホントのぶっかけうどん」
と、くそしょーもないボケをかましてきた。
その後に謝ってきたものの、まず第一声から謝れよとのど元まで出かけたが
ギリギリでなかった。
というのも同席していた遊人がすかさず「ボケる前に謝れよ」と言ったのだ。
一触即発の雰囲気の中、なぜかうどんを頭に乗せたまま俺がまぁまぁと仲裁をしていた。
その光景を見て二人とも笑いだし、俺も怒るに怒れなくなりその場は収まり、
それ以後3人でよくつるむようになったのだ。
こいつの見た目は身長は少し小さめで色黒、かなりの奇抜な服装を好んで着る。
大学の女子たちにはオシャレだとはやし立てられているが、俺にはどうも理解できない。
顔はそうだな・・・ハムのしゃくれてなに言ってるかわからない方にそっくりだ。
っとまぁ悪友たちの紹介はこれくらいにしておいて、9時15分いよいよ抽選開始の時間だ。
抽選場所までの道中北斗の拳ごっこなるものをしてふざけながら抽選の順番を待った。
いつも思うがパチンコに行ってこの時間が一番ドキドキできるし笑顔でいれるような気がする。
やはり打ち出してしまうと友人と隣同士で打つのは難しいし、全員が勝たなければ
やはり笑顔では終われない。
楽しさを抜きにするならパチンコは一人で行くのが一番勝率はいいだろう。
ただやはり友人と過ごすこの時間は楽しい。
そしていよいよ番が回ってきた。
奇跡の日ともなると、抽選を受けた人数だけでも500人を超えている。
台自体は大型店なので700台あるからなにも打てないと言うことはないが、
やはり打ちたい台、狙い台なるものがそれぞれみんなある。
ピンポイントで座りたいなら最低でも50番以内は必要だ。
まずは平次が抽選をする、そして俺、遊人の順番で抽選を終え
それぞれが何番を引いたかを列から離れて確認する。
自分でも自分の番号は見ない。というルールがこの3人の中には暗黙の了解である。
「せーのっ!!」みな一斉に番号の書かれた紙を開く。
俺、37番。
遊人384番。
平次・・・
「おい。お前裏向きになってるぞ」
平次が使い古されたボケをしたり顔で使う。
「あーごめんごめんテヘペロ」
平次79番。
遊人以外はまずまず、というか俺の番号はかなりいい方だろう。
今更だが俺は基本的には抽選の引きは強い。
あまり悪い番号を引くことは今まででもなかった。
ただそれがイコール勝てるには繋がらないのが辛いところだが。
対して遊人は総じて悪い。
こいつが一桁なんか引いたのは見たことがない。だからと言って負けまくっているのかと言うとこれも違う。なんならこいつは勝ち越しているほうだろう。
平次はムラが激しいが基本的には悪くない番号が多い。
ただいつもぼろくそに負け、「先帰るわ」と言って一番最初にホールから姿を消す。
そして各々の引いた番号に対して文句を言ったり狙い台を相談していると
あっという間に時間は過ぎ、整列の時間となった。
俺はなまじいい番号を引いてしまったせいもありギリギリまで
打つ台を決めあぐねていた。
しかし最終的には相性が良くお店のオススメである台に座ることに決めた。
平次は少し後ろの方でふざけているのが目に入ったが無視。
遊人に至っては完全にいる場所がわからないくらい離れていた。
「ファーイブ!!」
「フォー!!」
「スリー!!」
といよいよ入場のカウントダウンが店内から聞こえてきた。
この瞬間が最もドキドキするポイントだ。
「ツーゥ!!」
「ワンッヌ!!」
「アーユーレディ!」・・・ 「ゴー!!!」
堰を切ったように列が動き出した。
店内入り口では店員がいらっしゃいませと頭を下げている。
おそらく心の中では
「朝の早くからいらっしゃいませクソニート共。働け。」
っとでも思っているんだろう。絶対そうだ。
学生はニートに入らないんですぅぅ!!!
だいたいバイトしてるし!
心の中の店員との勝負に完全に勝った。
なにをもって勝ちかなど俺のさじ加減次第だが、俺は確実に勝った。
さて無事に狙い台に座れたので二人の様子を見に行くことにしよう。
平次も番号がそこそこよかったからイベント台に座れたみたいだ。
遊人はバラエティーのほとんど導入のない台を説明書を見ながら打っている。
まぁ番号も関係しているだろうがこんな日でも打ちたい台を打つという
忍道を貫いてるのはさすがだってばよ。
さてそろそろ店内の状況も確認したし打ち出すか。
・・・
??
あれ??
俺の台に見知らぬおばちゃんが座ってるんだが。
まぁ俺の携帯は黒いから気づかないで座ってしまう人がたまにいるんだよね!
そうだよね!!ハハハ。
・・・
ポケットに携帯。
・・・
台キープするの忘れてた。
あーあ。。。
帰ろ。
急激にテンションの下がった俺はその旨を2人に伝え
バカにされながら店内をでた。
ふぅ。。。
まるで事後の賢者タイムのような気分だ。
まぁね!!!負けてないから!!負けるよりましだから!!
逆に今日という日を有意義に使えるようになったんだし!!
あれ?これって勝ったみたいなもんなんじゃね?
無理やり自分に言い聞かせ自転車にまたがり帰路についた。
この日、なんでもいいから帰らずに空き台に座って打っておけば
あんな奇妙なことに巻き込まれずに済んだのはこの時の俺には予想もつかなかった。
気分が乗らずに帰路についた俺だが、そのまま真っ直ぐ帰るのも
なんだか癪だったのでコンビニで30分程立ち読みをした。
立ち読みにも飽きてコンビニを出て帰っていたら少し小腹が空いてきたので、
家までの途中にあるマクドナルドでハンバーガーでも食べようかと立ち寄った。
そこには携帯を触りながらハンバーガーを食べている平次がいた。
「あれ?お前ももうやめたのか?」
俺が話しかけると
財布の中を見せてきた。
小銭が少ししか見えない
「負けたから帰ろうと思って。」
早すぎるだろw
朝軍資金を聞いたときは虎の子の3万を持ってきたと言っていたのに。
昨今のスロットは出玉速度は一昔前に比べかなり遅くなっているのに
投資する速度は変わらない。というか昔より早くなった台もあるんじゃないのか?
ホント打ち手にばっかり厳しい規制ばかりでいやになる。
お上はなにを基準に決めているんだか。
せっかくなので一緒にハンバーガーを食べて店を出た。
「今からどうする?」
「ん~せやな~、
こんな早く起きたのになんかせなもったいないよな~」
「確かに。」
「ちょっとチャリでウロウロしながら面白そうなことでもさがそか!」
「いいね!」
今日は本当になにも予定がなかったから
平次の思いつきの提案に割りとノリノリな俺がいた。
自転車でいつもは行かないような所までウロウロしていると見慣れない公園を見つけた。
公園といっても、ブランコと鉄棒があるだけの質素なものだったが、
異様にテンションがあがってしまい
もう今年で21にもなろうかという大人2人が、ブランコで靴飛ばし勝負することになった。
まず平次が靴を飛ばす。
そこそこ飛んだが俺は昔からこういう遊びには強く全然余裕ぶっていた。
俺の番になり
これでもかと言わんばかりに俺は思い切り靴を飛ばした。
俺の靴は綺麗な弧を描き飛んでいった。
公園の外へ。。。
そこに自転車に乗った女の人が通りかかりその人の頭に直撃した。
「うわっ・・・」
「あほやなお前wなんでも思い切りやったらええってもんちゃうぞw
早く謝ってこいよw」
「勝負は俺の勝ちだからな!!」
「はいはいw」
笑いながら手を早く行けと振る平次に負け惜しみのようなことをいいながら
俺はその女の人のところに言った。
これでは勝負には勝ったのに負けた気分だ。
「あのぉ・・・」
「すいませんでした。お怪我はないですか?」
俺が恐る恐る聞くと、
「全然大丈夫ですよ!」
「靴飛ばしですかw若いですねwでも公園から出ない程度にしないとダメですよw」
まったく怒った感じも出さずに女の人は笑顔で言ってくれた。
惚れた。
笑顔がとてつもなく可愛い人だ。それだけではなく性格の良さが滲み出ている。
「俺!!立川 明人(たちかわ あきと)っていいます!」
「すいませんでした!」
完全にパニックになりいきなりの自己紹介。アンド全力の謝罪。
「ふふふw私は野々宮 静(ののみや しずか)よろしくね。靴飛ばし名人の明人君w」
もうなんなんですか。簡便してくださいよ。
なんたる悪魔的笑顔。
この笑顔だけで大量殺人も可能だろ。
時間よ止まれ。
「俺は里中 平次 よろしく。」
いつの間にか平次が後ろにいた。
完全に見惚れて立ち尽くしていた俺を平次は
待ちきれなかったのだろう。
それからベンチに座りトークタイムになった。
「2人ともこの辺じゃ見かけないけど、どこからきたの?」
「ちょっと急に予定がなくなったもんで○○駅辺りから自転車で来たんですよ。」
年齢は同じだったが、長い黒髪とシンプルな服装からただよう大人びた雰囲気は
俺を敬語にさせた。
「お姉ちゃんはこの辺の人なん?」
平次は馴れ馴れしく話しかける。
ほんとに関西人はこれだから・・・
ん?それはちょっと偏見だったか。こいつが特別なんだよな。
なんせ初対面の人に頭からうどんぶっ掛けておいてしょうもないボケを
かますようなやつだ。
「そうよ。うちもここから自転車で少しのところなのよ。
ちょっととなり駅の病院まで行って来た帰りなの。」
「えっどっか悪いん?」
「うんん。私じゃなくてお母さんがね」
「そっか。大変なんですね。」
「もう立川君!同い年なんだから敬語なんて使わなくていいのよ。」
「あっすいませんww」
あーーなんて幸せなひと時なんだろう。
パチンコばっかりでこういった幸せを忘れていた。
「あっ!もう家に帰って夕飯の支度しなくちゃ!」
「そんなことまでしてるんや!ほんま感心するわぁ!」
「お母さんが病気しちゃってるから、弟の面倒を見るのは私の役目なの。
あっせっかくだから2人とも連絡先教えてよ!」
「ええで。」
「もちろん!!」
今日一番のいい声が出た。
「でも平次いいのか?彼女に怒られるぞ」
俺は静さんに聞こえるようにわざと言った。
オレノモノダ。
「あっ里中君彼女さんいるんだ。じゃあやめとく?」
断れ!!平次!!
「ええねん。ええねん。俺の彼女サバサバしとるし。
だいたい今時連絡先交換するだけでそこまで怒る女もおらへんよ」
チッ
「そっか。じゃあ2人ともまたいつでも連絡してね。」
そういって静さんは自転車にまたがり、帰っていった。
「おい明人ーー。お前なんであのタイミングであんなこと言うねん。」
「だって彼女がいることは事実だろ。」
「せやけど、わざわざ言わんでも・・・
あっお前静に惚れたな?」
「なんでいきなり呼び捨てなんだよ。」
「まぁそんなことはええやんw惚れたんかw?」
こいつ茶化す気満々の顔で言いやがって・・・
まぁ敢えて隠す必要もないかと思い正直に言った。
「まぁ一言で言えばやられたな。笑顔に。
あの笑顔向けられて惚れねー方が、どうかしてるぜ!!!」
「ブラマヨの吉田か。お前は」
的確な突込みを入れるところはさすがは関西人だといっておこうか。
「まぁ俺には和羽(かずは)がおるから惚れはせんかったけど
確かにあの笑顔は曲者やな。んで性格までいいときてる。
あの子やったらおっちゃんも安心や!認めたる!」
「お前は俺のなんなんだよ・・・」
「連れやろ!平次。泣くデーーー。」
はいはい
「どうする?そろそろ帰るか?」
もう時計は夕方の6時を回り辺りもうっすら暗くなっきていた。
日差しが眩しく、遠くで朝特有の鳥の鳴き声が聞こえる。
つむじ風が吹いて冬の始まりを告げているような気がした。
基本朝に弱い俺がなぜこんな朝早くに外に出ているかと言うと、
そう。今日は2011年11月11日。
この日付だけでもおわかりの人もいるだろうが、わからない人のために皆まで説明させてもらおう。
1が6つ並んでいる。次に1が(というか数字が)6つ以上並ぶ日は暦の上では
100後の2111年11月11日までないのだ。
つまり簡単に言うと「奇跡の日」なのだ。
ただ100年後は1が7つ。超奇跡の日とでも言うのだろうか。
というか1000年前は1111年11月11日という1が8個も並ぶウルトラ奇跡の日ではないか!
きっと町をあげてのドンちゃん騒ぎがあっただろう。
まぁ生きていない1000年前や、100年後の話は実際どうでもいいのだが。
前おきが長くなったが俺が今いるのはパチンコ屋の駐車場だ。
この「奇跡の日」を存分に堪能するべく2人の悪友と朝早くから
パチンコ屋に来て入場抽選なるものを受けるべく、列に並んでいるところだ。
「それにしても眠いな」
悪友の一人 田辺 遊人(たなべ ゆうと)がタバコをふかしながら独り言のようにつぶやく。
こいつは名前からもわかるように、稀代の遊び人で色々な遊びを経験している。
だれもが「名前とリンクしすぎだろ。」と思っているに違いない。
特に自分が知った遊びで面白いと思うことは周りの友達を誘い、その道に溺れさせ嵌らせている。
本人には全く悪気はないが、そのせいで人生が多少狂ったやつも今まで大勢いる。
かくいう俺もこいつにパチンコというものを教わり、嵌ってしまい
楽しいがバイト代の半分は毎月つぎ込んでしまう有様だ。
ただこいつは変に人を見る目があり、遊びを勧める友達を無意識のうちに選んでいる。
例えば、俺にパチンコは勧めてきたがクラブ遊びなんかは全然誘ってこない。
そのことをそれとなく聞いたことがあるがこいつは当たり前のように
「あいつとパチンコ一緒にいっても面白くないだろ。」
と、まるで一緒に行った事があるかのような口調で言ってきた。
俺は「ふ~ん」とだけ言って流したが、心の中では不思議なやつだと心底感じた。
ちなみに見た目はまんま遊び人で身長は俺と同じ170くらい、
体型は以外に筋肉質だ。芸能人で言うとスマイルのウーウェイじゃない方に似ている。
「あっ抽選始まったみたいやな!」
もう一人の悪友 里中 平次 (さとなか へいじ)が声をあげた。
こいつは大阪出身のやつで大学に入ってから知り合った。
遊人と学食にいるときにいきなり頭にうどんをぶっかけてきたのがきっかけだ。
その時こいつは人の頭にうどんをぶっかけてきておいて
「これがホントのぶっかけうどん」
と、くそしょーもないボケをかましてきた。
その後に謝ってきたものの、まず第一声から謝れよとのど元まで出かけたが
ギリギリでなかった。
というのも同席していた遊人がすかさず「ボケる前に謝れよ」と言ったのだ。
一触即発の雰囲気の中、なぜかうどんを頭に乗せたまま俺がまぁまぁと仲裁をしていた。
その光景を見て二人とも笑いだし、俺も怒るに怒れなくなりその場は収まり、
それ以後3人でよくつるむようになったのだ。
こいつの見た目は身長は少し小さめで色黒、かなりの奇抜な服装を好んで着る。
大学の女子たちにはオシャレだとはやし立てられているが、俺にはどうも理解できない。
顔はそうだな・・・ハムのしゃくれてなに言ってるかわからない方にそっくりだ。
っとまぁ悪友たちの紹介はこれくらいにしておいて、9時15分いよいよ抽選開始の時間だ。
抽選場所までの道中北斗の拳ごっこなるものをしてふざけながら抽選の順番を待った。
いつも思うがパチンコに行ってこの時間が一番ドキドキできるし笑顔でいれるような気がする。
やはり打ち出してしまうと友人と隣同士で打つのは難しいし、全員が勝たなければ
やはり笑顔では終われない。
楽しさを抜きにするならパチンコは一人で行くのが一番勝率はいいだろう。
ただやはり友人と過ごすこの時間は楽しい。
そしていよいよ番が回ってきた。
奇跡の日ともなると、抽選を受けた人数だけでも500人を超えている。
台自体は大型店なので700台あるからなにも打てないと言うことはないが、
やはり打ちたい台、狙い台なるものがそれぞれみんなある。
ピンポイントで座りたいなら最低でも50番以内は必要だ。
まずは平次が抽選をする、そして俺、遊人の順番で抽選を終え
それぞれが何番を引いたかを列から離れて確認する。
自分でも自分の番号は見ない。というルールがこの3人の中には暗黙の了解である。
「せーのっ!!」みな一斉に番号の書かれた紙を開く。
俺、37番。
遊人384番。
平次・・・
「おい。お前裏向きになってるぞ」
平次が使い古されたボケをしたり顔で使う。
「あーごめんごめんテヘペロ」
平次79番。
遊人以外はまずまず、というか俺の番号はかなりいい方だろう。
今更だが俺は基本的には抽選の引きは強い。
あまり悪い番号を引くことは今まででもなかった。
ただそれがイコール勝てるには繋がらないのが辛いところだが。
対して遊人は総じて悪い。
こいつが一桁なんか引いたのは見たことがない。だからと言って負けまくっているのかと言うとこれも違う。なんならこいつは勝ち越しているほうだろう。
平次はムラが激しいが基本的には悪くない番号が多い。
ただいつもぼろくそに負け、「先帰るわ」と言って一番最初にホールから姿を消す。
そして各々の引いた番号に対して文句を言ったり狙い台を相談していると
あっという間に時間は過ぎ、整列の時間となった。
俺はなまじいい番号を引いてしまったせいもありギリギリまで
打つ台を決めあぐねていた。
しかし最終的には相性が良くお店のオススメである台に座ることに決めた。
平次は少し後ろの方でふざけているのが目に入ったが無視。
遊人に至っては完全にいる場所がわからないくらい離れていた。
「ファーイブ!!」
「フォー!!」
「スリー!!」
といよいよ入場のカウントダウンが店内から聞こえてきた。
この瞬間が最もドキドキするポイントだ。
「ツーゥ!!」
「ワンッヌ!!」
「アーユーレディ!」・・・ 「ゴー!!!」
堰を切ったように列が動き出した。
店内入り口では店員がいらっしゃいませと頭を下げている。
おそらく心の中では
「朝の早くからいらっしゃいませクソニート共。働け。」
っとでも思っているんだろう。絶対そうだ。
学生はニートに入らないんですぅぅ!!!
だいたいバイトしてるし!
心の中の店員との勝負に完全に勝った。
なにをもって勝ちかなど俺のさじ加減次第だが、俺は確実に勝った。
さて無事に狙い台に座れたので二人の様子を見に行くことにしよう。
平次も番号がそこそこよかったからイベント台に座れたみたいだ。
遊人はバラエティーのほとんど導入のない台を説明書を見ながら打っている。
まぁ番号も関係しているだろうがこんな日でも打ちたい台を打つという
忍道を貫いてるのはさすがだってばよ。
さてそろそろ店内の状況も確認したし打ち出すか。
・・・
??
あれ??
俺の台に見知らぬおばちゃんが座ってるんだが。
まぁ俺の携帯は黒いから気づかないで座ってしまう人がたまにいるんだよね!
そうだよね!!ハハハ。
・・・
ポケットに携帯。
・・・
台キープするの忘れてた。
あーあ。。。
帰ろ。
急激にテンションの下がった俺はその旨を2人に伝え
バカにされながら店内をでた。
ふぅ。。。
まるで事後の賢者タイムのような気分だ。
まぁね!!!負けてないから!!負けるよりましだから!!
逆に今日という日を有意義に使えるようになったんだし!!
あれ?これって勝ったみたいなもんなんじゃね?
無理やり自分に言い聞かせ自転車にまたがり帰路についた。
この日、なんでもいいから帰らずに空き台に座って打っておけば
あんな奇妙なことに巻き込まれずに済んだのはこの時の俺には予想もつかなかった。
気分が乗らずに帰路についた俺だが、そのまま真っ直ぐ帰るのも
なんだか癪だったのでコンビニで30分程立ち読みをした。
立ち読みにも飽きてコンビニを出て帰っていたら少し小腹が空いてきたので、
家までの途中にあるマクドナルドでハンバーガーでも食べようかと立ち寄った。
そこには携帯を触りながらハンバーガーを食べている平次がいた。
「あれ?お前ももうやめたのか?」
俺が話しかけると
財布の中を見せてきた。
小銭が少ししか見えない
「負けたから帰ろうと思って。」
早すぎるだろw
朝軍資金を聞いたときは虎の子の3万を持ってきたと言っていたのに。
昨今のスロットは出玉速度は一昔前に比べかなり遅くなっているのに
投資する速度は変わらない。というか昔より早くなった台もあるんじゃないのか?
ホント打ち手にばっかり厳しい規制ばかりでいやになる。
お上はなにを基準に決めているんだか。
せっかくなので一緒にハンバーガーを食べて店を出た。
「今からどうする?」
「ん~せやな~、
こんな早く起きたのになんかせなもったいないよな~」
「確かに。」
「ちょっとチャリでウロウロしながら面白そうなことでもさがそか!」
「いいね!」
今日は本当になにも予定がなかったから
平次の思いつきの提案に割りとノリノリな俺がいた。
自転車でいつもは行かないような所までウロウロしていると見慣れない公園を見つけた。
公園といっても、ブランコと鉄棒があるだけの質素なものだったが、
異様にテンションがあがってしまい
もう今年で21にもなろうかという大人2人が、ブランコで靴飛ばし勝負することになった。
まず平次が靴を飛ばす。
そこそこ飛んだが俺は昔からこういう遊びには強く全然余裕ぶっていた。
俺の番になり
これでもかと言わんばかりに俺は思い切り靴を飛ばした。
俺の靴は綺麗な弧を描き飛んでいった。
公園の外へ。。。
そこに自転車に乗った女の人が通りかかりその人の頭に直撃した。
「うわっ・・・」
「あほやなお前wなんでも思い切りやったらええってもんちゃうぞw
早く謝ってこいよw」
「勝負は俺の勝ちだからな!!」
「はいはいw」
笑いながら手を早く行けと振る平次に負け惜しみのようなことをいいながら
俺はその女の人のところに言った。
これでは勝負には勝ったのに負けた気分だ。
「あのぉ・・・」
「すいませんでした。お怪我はないですか?」
俺が恐る恐る聞くと、
「全然大丈夫ですよ!」
「靴飛ばしですかw若いですねwでも公園から出ない程度にしないとダメですよw」
まったく怒った感じも出さずに女の人は笑顔で言ってくれた。
惚れた。
笑顔がとてつもなく可愛い人だ。それだけではなく性格の良さが滲み出ている。
「俺!!立川 明人(たちかわ あきと)っていいます!」
「すいませんでした!」
完全にパニックになりいきなりの自己紹介。アンド全力の謝罪。
「ふふふw私は野々宮 静(ののみや しずか)よろしくね。靴飛ばし名人の明人君w」
もうなんなんですか。簡便してくださいよ。
なんたる悪魔的笑顔。
この笑顔だけで大量殺人も可能だろ。
時間よ止まれ。
「俺は里中 平次 よろしく。」
いつの間にか平次が後ろにいた。
完全に見惚れて立ち尽くしていた俺を平次は
待ちきれなかったのだろう。
それからベンチに座りトークタイムになった。
「2人ともこの辺じゃ見かけないけど、どこからきたの?」
「ちょっと急に予定がなくなったもんで○○駅辺りから自転車で来たんですよ。」
年齢は同じだったが、長い黒髪とシンプルな服装からただよう大人びた雰囲気は
俺を敬語にさせた。
「お姉ちゃんはこの辺の人なん?」
平次は馴れ馴れしく話しかける。
ほんとに関西人はこれだから・・・
ん?それはちょっと偏見だったか。こいつが特別なんだよな。
なんせ初対面の人に頭からうどんぶっ掛けておいてしょうもないボケを
かますようなやつだ。
「そうよ。うちもここから自転車で少しのところなのよ。
ちょっととなり駅の病院まで行って来た帰りなの。」
「えっどっか悪いん?」
「うんん。私じゃなくてお母さんがね」
「そっか。大変なんですね。」
「もう立川君!同い年なんだから敬語なんて使わなくていいのよ。」
「あっすいませんww」
あーーなんて幸せなひと時なんだろう。
パチンコばっかりでこういった幸せを忘れていた。
「あっ!もう家に帰って夕飯の支度しなくちゃ!」
「そんなことまでしてるんや!ほんま感心するわぁ!」
「お母さんが病気しちゃってるから、弟の面倒を見るのは私の役目なの。
あっせっかくだから2人とも連絡先教えてよ!」
「ええで。」
「もちろん!!」
今日一番のいい声が出た。
「でも平次いいのか?彼女に怒られるぞ」
俺は静さんに聞こえるようにわざと言った。
オレノモノダ。
「あっ里中君彼女さんいるんだ。じゃあやめとく?」
断れ!!平次!!
「ええねん。ええねん。俺の彼女サバサバしとるし。
だいたい今時連絡先交換するだけでそこまで怒る女もおらへんよ」
チッ
「そっか。じゃあ2人ともまたいつでも連絡してね。」
そういって静さんは自転車にまたがり、帰っていった。
「おい明人ーー。お前なんであのタイミングであんなこと言うねん。」
「だって彼女がいることは事実だろ。」
「せやけど、わざわざ言わんでも・・・
あっお前静に惚れたな?」
「なんでいきなり呼び捨てなんだよ。」
「まぁそんなことはええやんw惚れたんかw?」
こいつ茶化す気満々の顔で言いやがって・・・
まぁ敢えて隠す必要もないかと思い正直に言った。
「まぁ一言で言えばやられたな。笑顔に。
あの笑顔向けられて惚れねー方が、どうかしてるぜ!!!」
「ブラマヨの吉田か。お前は」
的確な突込みを入れるところはさすがは関西人だといっておこうか。
「まぁ俺には和羽(かずは)がおるから惚れはせんかったけど
確かにあの笑顔は曲者やな。んで性格までいいときてる。
あの子やったらおっちゃんも安心や!認めたる!」
「お前は俺のなんなんだよ・・・」
「連れやろ!平次。泣くデーーー。」
はいはい
「どうする?そろそろ帰るか?」
もう時計は夕方の6時を回り辺りもうっすら暗くなっきていた。
とりあえず試しに日記書いてみます^^
最近仕事が忙しくて幸せなのかな、でも周りでは仕事がないと言っている人が
多い。
仕事なんかいっぱいあると思うんだけどなあ。
みんな選びすぎなんじゃないかな。
ん~なにを書いたらいいのか・・・
投資ってどう思いますか?
世間的にだめなイメージなのかな?
僕の知り合いに軽く勧めたら世間に胸張って言えない事は
したくないって断られました。
断られるのは別にいいんですけどその人
27でフリーターなんですよね・・・
27でフリーターしてます!
っていうのと
個人投資家です!
ってどっちのが世間体気になります?
僕は確実に前者なんですよね。
まあ価値観は人それぞれなんでいいんですけど。
変な断り方だと思って引っかかっていたので
聞いてみました。
こんな感じでいいのかな?
お疲れ様です!
最近仕事が忙しくて幸せなのかな、でも周りでは仕事がないと言っている人が
多い。
仕事なんかいっぱいあると思うんだけどなあ。
みんな選びすぎなんじゃないかな。
ん~なにを書いたらいいのか・・・
投資ってどう思いますか?
世間的にだめなイメージなのかな?
僕の知り合いに軽く勧めたら世間に胸張って言えない事は
したくないって断られました。
断られるのは別にいいんですけどその人
27でフリーターなんですよね・・・
27でフリーターしてます!
っていうのと
個人投資家です!
ってどっちのが世間体気になります?
僕は確実に前者なんですよね。
まあ価値観は人それぞれなんでいいんですけど。
変な断り方だと思って引っかかっていたので
聞いてみました。
こんな感じでいいのかな?
お疲れ様です!
