お疲れ様です。田中です。



今回髪の毛を担当させていただいたのは黒子首(ほくろくび)のボーカル&ギターのアゲハさんです。もちろんご存じですよね。ぜひ曲を聴いてみてくださいね。歌詞やメロディはもちろん良いのですが、なんといってもボーカルのアゲハさんの声がめっちゃ良いです。ハスキーな感じでかっこいいです。見た目小柄で可愛らしい感じなのですが、歌ってるのかっこよくなるんですよね。すごいですね〜。作詞作曲できて歌えてギターできて、とんでもねえです。応援してます。



髪の毛の話になりますが、彼女はもともと、そこまで段差(レイヤー)のない鎖骨前後のミディアムヘアだったのですが、今回はウルフっぽい感じにまで切って欲しいということでして、まずは話し合いました。ウルフヘア(や、その要素)と言っても人によってイメージが違うと思います。「ボブ」とかだと分かりやすいですけど、「ウルフ」と聞いて皆が同じイメージが出てくるとは思えません。だからよくカウンセリングをしました。



特に彼女は元々、そこまで分かりやすく教えてくれない人なので(教えて)僕がカウンセリングの中でいかに引き出すかというのがまずは重要なことでした。こうゆう時、参考になる画像があれば分かりやすいですよね。お客さま側も美容師側も、ヘアスタイルのイメージが共有できると安心できますよね。その場合、全部が全部じゃなくてもいいです。この写真のこの部分の感じ、とか曖昧でもいいので見せ合うと良いと思います。無くてもなんとかしますけどね。



そして、ご希望のイメージは分かったのでカットを始めました。ウルフって、めっちゃ段差(レイヤー)を作る必要があるのですよね。そうなると、毛先はかなり軽い感じになります。毛量もわりと取るので、今までミディアムあたりで統一されていた髪がスカスカになり、毛先は軽くなり、綺麗な状態とは離れていくことになります。僕は相手が誰であれ綺麗な髪を作るのが好きなので、基本的には綺麗な髪になるように進めていきます。彼女の髪も綺麗になるように(または綺麗に見えるように)縮毛矯正やカット、トリートメントなどをしてきました。



しかしこの度、ウルフっぽくしたいといことで、段差(レイヤー)を作って毛先は薄くなり、動きやすい髪になり、、、綺麗な髪とは少し離れてしまいました、、、が、デザインも大事なので仕方がありません。まあミュージシャンですから、自分のデザインも自分で(あるいは事務所が)プロデュースしないといけないわけで、髪の綺麗さよりも重視されたりしますよね。なるほど、これだからミュージシャンは、、やれやれ。とか言いながらカットしました。カット、楽しかったです。



彼女はくせ毛なので縮毛矯正をしています。ウルフヘアっぽくなるということで何度か書いてますが髪が全体的に動きやすくなるので、くせ毛のうねりで動きすぎたりして収集がつかくなってしまいます。だから縮毛矯正はやはり必要ですね。むしろ髪が長くて重めな状態よりも必要なので、今後注意深く様子を見て早めに縮毛矯正するようにしたいです。よろしくお願いしますね。




はい、では以上です


ありがとうございました


ほなまた。





1週間お疲れ 田中一輝





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