3月24日に行われたHSK(漢語水平考試 )4級にTさんが見事合格しました!

素晴らしい。

 

 

HSK4級がどのくらい凄いかというと

https://www.hskj.jp/level/check_test/

 

このくらいです。

「留学にいっても困らないレベル」

と言われています。

 

では具体的にどのように勉強したのでしょうか。

 

 

1ヶ月目〜3ヶ月目

徹底的にな四声の矯正です。

正直ここで多くの日本人の方が挫折するところです。

 

理由として、かなり単調な作業だからです。

発音する度に指摘され、人によってはストレスを感じるかもしれません。

 

しかし、四声は中国語の基礎をなすもの。

Tさんはひたすら発音を矯正し続けました。

 

何といっても継続が大事!

正しい発音を意識すれば必ずできるようになります。

 

何せ中国では14億人もの人が中国語を話して生活しているのですから。

 

語学は何といっても習慣のたまものです。

スポーツのようなものと言っていいでしょう。

 

意識していくうちに反射的に発音できるようになります。

 

 

4ヶ月目〜5ヶ月目

ここで読解に力を入れていただきました。
もちろん1-3ヶ月目でも読み上げながらやっているのですが、集中的に中国語の語彙を身につけてもらいます。
 
簡単なものであれば、中国語を勉強したことがない日本人の方でも意味がわかりますが、
難易度をあげるに連れて勉強したことがない人だとわからない単語が連発です。
 
 
例えば酒店→ホテルですが、
勉強したことがなければ日本人の100%が誤解することでしょう。
 
 
本題に戻ります。
ここで読解に力を入れていただき、単語を詰め込んでもらいひたすら和訳してもらいます。
 
英語の助詞のような役目をする"就"の意味がわかると良いですね。
 
 

6ヶ月目

 

Tさんから
「ヒアリングが苦手なので、ヒアリングを中心にやりたい。」
という申し出があり、リスニングに梶を切りました。
 
 
多くの日本人の方は読み書きを得意とされ、
相対的に話す・聞くは苦手というか苦手意識を持っている方が多いように見受けられます。
 
 
それは間違いで単純にトレーニングしていないだけなのです。
日本の受験教育の影響のせいもあると私は考えています。
 
 
Tさんの今後
ご本人から
「HSK5級、口試の中級を目指したい」
というお言葉が出ました。
 
 
HSKの読解、ヒアリングの試験にスポットがあたりがちですが、
口試を是非ともおすすめしたい。
 
おそらく多くの日本人の方が
語学が使える=流暢に会話ができる
というお考えなのではないでしょうか。
 
それには其れ相応のトレーニングが必要となります。
 
試験合格のために勉強しているわけではないですが、
期日がある試験は勉強するスケジュールを立てるのに最適です。
 
 
中国人と中国語で流暢にコミュニケーションが取りたいのであれば口試を受けることもお勧めします。
 
 
それでは、また。
 

 

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