最近は、風邪、流行ってますね~~。
私のまわりも、風邪ひいてる人多いです。
私は、大丈夫!

『ヤブ医者先生』紹介します。


今日は、私が行く内科、皮膚科の先生のお話。

以前、指にポツポツとかゆい、できものが現れて。
「なんだこれ?」
と思った私は、近くの皮膚科に行きました。
ちょっと怪しいビルに入っている病院。。

(でも、あいているのはここくらいだし、、、、。)

勇気を出して入ったみた。

「こんにちはー」

と出迎えてくれた看護婦さんのほか、患者はゼロ。。。。

(・・・・・まずい。。。ここ、大丈夫だった?)

誰もが、きっと思うだろう不安な瞬間をむかえた。
ちょっとドキドキしながら保険証をだし、椅子に座ってキョロキョロ。
と、、すぐ診察室のドアが勢いよく開いた。
同時に先生も体半分飛び出してきた。

「はい、どうぞ~!!!」

男のちょっと、ふっくらした背の低い先生。
50代。
顔うすめ。
奥田英朗さんの著書「空中ブランコ」に出てくる
伊良部先生みたいな感じ。。
なんとも、憎めない可愛い先生。


ドキドキしながら中に入り、指を見せた。。

「あの~、ここなんですけど、、、。」

先生は指を見て、透明のガラスのようなもので、

皮膚をカリカリとこすり、顕微鏡で見ている。

「あのね~、これね~、湿気が好きな菌、
あなた、水とかよく使ってる?ちょっとね~、
なるべく乾燥させるようにして、
薬あげるから!薬塗って!」

と、ちょっと舌ったらずな口調で話す先生は
すぐに私のお気に入りな人になりました。

確かに、私はその時期、歯科医院で働いていたので、
仕事柄よく手を洗ったりゴム手袋で
蒸れる事などが多かった。。

その後、不安に思っていたのが嘘のように
私の指はどんどん治っていった。

同じ頃、一緒に働いていた仲の良い衛生士のHちゃんも、

私よりひどく、手がかぶれ、

皮膚科に通っていても治らないとの事で、

同じ病院を紹介した。
同じく、そこの薬でHちゃんの手はすぐに良くなった。

私とHちゃんの話題は、勢い良く飛び出てくる
その先生の話に、、。

「あそこの病院、いつも人少ないんだけど、
でも、確実に治るよね。。」
「うん、あまりに人がいなかったし、
ヤブ医者だったらどうしようかと思ったけど、
いい病院見つけたね、先生面白いし。」

そんな会話をしてから、私たちの間では、
いつも勢い良く飛び出してくる先生は、ヤブじゃないけど、
『ヤブ医者先生』

とゆう名前がついた。。

それから、私はその先生に会うのが、
楽しみになっていきました。
違うところに、またポツリとかゆいできものができた時。
(今日はなんて言うんだろう・・)
と期待して行った。。

ゆきみ「あの~またここにこんなのが~」
先生「これはね~こないだ出来たやつの、、、親戚!!」

ゆきみ「・・・・・・・・・・・・・・・。」

(し、、しんせき~~~~~~~~~っっ!?)


・・・菌に親戚がいたなんて・・・・・。

知らなかった、、、。

あっぱれな先生だ。。

それから、私は、内科、皮膚科は
ヤブ医者先生でしょ!と決めています。。

最近は、患者さん、5人とかいるの。

「おっ、今日は混んでるな~」

と思うと、嬉しくなったりする。。


みんなにも会わせてあげたい。

ヤブ医者先生。。

追加::::

そうそう、ヤブ医者先生ね、
胸につけてる自分の名札も、
手書きなんだよ。。

かわいいでしょ??